「50代からのちょっとワガママ…
Webライターの単価の上げ方【ひろ子ママの場合】〜 50代からのちょっとワガママな生き方 Vol.19 〜
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。
こんにちは。ひろ子ママです。これまで「副業でWebライターを始めた理由」「今だから言える失敗談」を2回にわたってお伝えしてきました。たくさん失敗しながらも…今では単価をスタート時の約20倍まであげることができています。今回は単価をあげるポイントについてお伝えします。
最初はとにかく量を追う
クラウドソーシングサイトが充実しているなど、誰でも簡単にライターを始めやすい時代です。その分単価が低いお仕事も増えています。スタート時はライターとしての実績がないと、なかなか高単価の案件に出会える機会は少ないものです。そのため、王道ですが最初は書くことに慣れるために、量を追うことをおすすめします。
クラウドソーシングで探す際、最初の1本はテスト・お試しとしてカウントされるため、さらに単価が安くなることが多いもの。毎回テストを受けるのも大変なので、単発ではなく、継続案件があるお仕事を探しましょう。
1つの会社だけではお仕事をもらえる量も限られるので、慣れてきたら同時に2〜3社のお仕事を抱えておくのもいいでしょう。提出したらそれで終わりの案件もありますが、自分の成長を感じられるように、出来ればフィードバックがもらえるところがおすすめです。
「量から質へ」得意な分野について書く
量を追って書くことに慣れてきたら、自分の得意な分野に絞って書いてみましょう。例えば、これまでの仕事で培ってきたこと。「会社員だから、これといって特別なものはない」と考えてしまうかもしれませんが、あなたにとって普通なことが他人にとっては特別だったりします。
私の場合は不動産会社に勤務していたこと、マヤ暦という習い事(占いのようなもの・講師の資格あり)をしていたこともあり、クラウドソーシングで「不動産・ライター」というキーワード検索から、大手の編集プロダクションの案件を書くことになりました。自分の経験・知識がお金に変わります。
締め切りや決まりを守って、信用されるようになると、そこから派生して「マヤ暦×人間関係」などビジネス寄りの記事も書くことになりました。信用ができると自分から、「こんな記事も書けます」と提案ができるようになります。テストはありますが、確実に単価が上がります。
「自分には人に伝えられるほどの知識はない」と思っている方は、これまでの経歴、どんなことをやっていたかを書き起こしてみるといいでしょう。クラウドソーシングの中にも単価が高いものもあります。自身の得意な分野に絞って探してみましょう。例えば、秘書経験がある方だったら「本当は教えたくない秘書が教えるコスパのいいお店」なども記事になります。
クラウドソーシングではなく、編集プロダクションを探す
クラウドソーシングは仕事を探しやすいというメリットはありますが、単価が安い&手数料を取られるため、入金額を見るとガックリする時もありました。クラウドソーシングである程度実績を積んだら、編集プロダクションのサイトから探してみましょう。最初に提示された原稿料から手数料も引かれませんし、テストはありますが単価は上がります。
例えば、キーワード検索で「不動産×ライター」など入力すると募集があれば、編集プロダクションのライター募集のページが見つかります。「東京 編集プロダクション」と検索し、ヒットした編集プロダクションのページからライター募集のページをのぞいてみてください。応募はタダです。気になるところがあれば応募してみましょう。
実績を作るために、名前を出せる案件を探す
クラウドソーシングの案件から編集プロダクションの案件を書いてきましたが、実績を作るために気をつけていたことがあります。ペンネーム、実名でもいいので、自分の名前で記事を書くことです。
クラウドソーシングの案件は、名前が載る機会が少なく、自分が書いた記事がどこに使われているかも分からない案件もあります。これでは仕事の実績になりません。「この編集プロダクションで、この記事を私が書きました」という証明が実績になります。これは本当に大事です。
私自身、まだ単価をあげる伸び代はあると思っています。副業でライターを始めたけど辛いって方は、単価をあげることを意識しながら書いてみてください。きっと書くことが楽しくなっていくはずです。
「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。
ひろこママ(ホワイトver)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろこ」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。
【こちらもよろしければどうぞ】ひろ子ママ(ブラックver)
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