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2019
07/13

50歳からでも間に合う!キャリアが活かせる「予備自衛官補」というお仕事


複業・副業を始める理由は人それぞれ。中でも就労経験豊富なミドル、シニア世代が「副業」というキャリア選択をする理由にはどのようなものがあるのでしょうか?

「これまで培った自分のキャリアを仕事以外でも役立てたい」、こんな思いから副業を検討される方も多いのでは。そんな方たちに向けて是非紹介したいのが「予備自衛官」というお仕事です。

予備自衛官

予備自衛官は自衛官未経験の希望者を試験等により「予備自衛官補」として採用し、所定の教育訓練を行い「予備自衛官」として任用する制度です。この制度の目的のひとつは、民間の優れた専門技能を有効に活用すること。情報通信技術の大きな変化や自衛隊の役割の拡がりに対応できるよう導入されました。

予備自衛官補の期間中に生じる義務は「教育訓練に応じること」だけです。防衛招集、国民保護等招集及び災害招集への応じる義務は有りません。教育訓練に応じると、日額7,900円(税別)の手当および訓練参加用の往復旅費が支給され、訓練に必要な被服等は貸与、食事は支給となっています。

公務に起因する災害についても、現職の自衛官同様、本人またはその遺族に対する補償があります。訓練の内容としては、予備自衛官としての資質を養い基礎的知識・技能を修得するため、職務訓練の他に、精神教育、野外勤務、特殊武器防護などがあります。

募集の形態は2種類。「一般」と「技能」がありますが、今回注目したいのは採用年齢が18歳以上55歳未満(ただし保有する技能に応ずる)という「技能」コース。以下に示す広い分野で採用が行われ、優秀な人材が求められています。

医療従事者(医師、歯科医師、薬剤師、臨床心理士、看護師、 救急救命士、栄養士等)
語学(英語、ロシア語、朝鮮語、中国語、フランス語、スペイン語等)
情報処理(システムアナリスト、 プロジェクトマネージャ、ソフトウェア開発技術者、各種エンジニア等)
通信(総合無線通信士、陸上無線技術士、AI第1種工事担任者等)
電気(各種電気主任技術者免状の交付を受けている者)
土木建築(建築士、測量士、測量士補、建築機械施工技士等)
整備(自動車整備士、二輪自動車整備士等)
放射線管理(各種放射線取扱主任者)
法務(弁護士、司法書士)

私はこれができる!というものがあれば、応募を検討してみてはいかがでしょう。

書面にて応募した後は、採用試験を受けることになります。筆記試験(小論文)、面接、身体検査などを経て合格すれば晴れて「予備自衛官補」に。それから2年以内に10日間の教育訓練を受けることで、「予備自衛官」として任用されます。

予備自衛官になって以降は

  • 防衛招集
  • 国民保護招集
  • 災害招集
  • 訓練招集

に応じる義務が発生する点には留意しておいてください。ただし、予備自衛官の仕事は第一線部隊が出動した際の駐屯地の警備や、通訳・補給などの後方支援の任務など。災害救助の支援に回される可能性もありますが、基本的に一番危険な仕事を担当するのは現役の自衛官です。

予備自衛官も年に5日間の訓練に出向く必要があり、訓練招集手当として日額8,100円 (税別)が。それとは別に、特に招集がなくても予備自衛官手当として月額4,000円 (税別)が支払われます。任期は基本的に3年間。続けての任用を希望する場合は、選考を経てまた3年間継続して任用されるかが決まります。

因みに「即応予備自衛官」という役職もありますが、こちらは元自衛官だけがなれるもの。即応予備自衛官はいざという時には現役自衛官と共に第一線へ出向くことになっています。予備自衛官と名前は似ていますが、年間30日の訓練が必要とされるなどの点から見ても全く違う仕事です。

実際に招集される機会があるかはともかく、予備自衛官としての訓練には救護や衛生に関するものも含まれ、災害などの際に役立ってくれるかもしれません。あなたのこれまでのキャリアを活かせる場として、予備自衛官という制度を活用してみてはいかがでしょうか。