2020
03/02

実際やってみたら全然集中できない……在宅勤務をうまく進めるコツ


新型コロナウイルス感染症対策として、在宅勤務を余儀なくされている人も多いでしょう。今回初めて在宅勤務を経験している人の中には、「意外と集中できないものだ……」と思っている人もいるかもしれません。

ここでは、在宅勤務をうまく進めるためのコツをご紹介します。

環境を整える

いつもオフィスで使っているデスクや椅子が仕事仕様であることを、今回改めて実感した人もいるのではないでしょうか。普段家でパソコンで仕事をすることはあっても、会社にいるときほど、長時間集中することはなかなかないかもしれません。ダイニングテーブルなどで仕事をしている人の中には、肩や腰が痛くて集中できない人も多いはず。ノートパソコンでの長時間作業が辛く、モニターの購入を検討している人もいるかもしれません。

いつでもどこでも仕事ができる昨今ですが、まず環境を整えることはとても大切です。デスクや椅子、パソコンを買い換えることは難しいとしても、仕事をしやすい高さに調整したり、腰を痛めないようなクッションを敷いたりして、長時間作業できる環境を整えましょう。

コミュニケーションは、短く簡潔に

在宅勤務となると、いつもよりチャットやオンライン会議ツールを使うことが増えます。ほとんどのメンバーとのコミュニケーションがオンラインで行われるため、普段よりもメッセージの量が多くなりますよね。誤解を生じさせないよう、短く簡潔なやりとりを心がけましょう。これは相手のためでもあり、自分のためでもあります。

また、いつもよりもレスポンスを迅速にしたり、オンライン会議では頷きなどのジェスチャーを大きくしたりすることで、きちんと相手の話を聞いていることを示すことがポイントです。

時間を意識する

オンラインでつながっているとはいえ、オフィスにいるときよりも自由度が高くなるのが在宅勤務。家の中は仕事以外の誘惑も多いので、気が散ってしまうこともあります。また、時間を気にせずいつまでも仕事を続けてしまうということもあるでしょう。在宅勤務を生産的に長く続けるためには、メリハリをつけることが大切です。ランチや休憩、開始・終了時間など、オフィスと同じタイムスケジュールで動きましょう。そして在宅勤務は一人での作業になり、孤独になりがち。だからこそ、ずっとパソコンに向かったままではなく、リフレッシュのためにこまめに休憩を取ることが大切です。

また、気持ちの面でだらけてしまわないよう、一日中家にいるとしても、服装やメイクはオフィスに行くときのように整えることをおすすめします。

家族の団欒の場であり、休む場である家で仕事をするのは、多くの人にとって難しいことかもしれません。五輪の際にも在宅勤務をする人は増えると考えられます。これを機に意識と環境を少しずつ整えてみてはいかがでしょうか。

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