政府の掲げている働き方改革推進…
専業禁止!エンファクトリーの「副業社員」をサイトでチェック
副業・兼業解禁という流れの中、さらに一歩踏み込んで「専業禁止」を掲げる企業も出てきました。エンファクトリーはそんな企業の一つで、副業という働き方を「パラレルワーク」と呼んでいます。エンファクトリー社員のパラレルワークの実例をご紹介します。
カスタマーサポート部門で働くYさんは、パラレルワーカーとして犬用の手作りグッズや服のネット販売をご家族と一緒に手掛けています。自分の愛犬に合う市販の洋服がなかなか見つからず手作りしていた経験から、同じような悩みを持つ人たちのお手伝いがしたいと思ったことがきっかけだそうです。
商品の製作から販売まですべてを担当するパラレルワークを通じて、商品販売全体が見えるようになります。一つの商品を売ることの大切さ、難しさ、そして他部門の同僚の仕事に対しても理解が深まりました。パラレルワークは、個人として社会を生き抜く為の力をつける良い機会と見ています。
「専門家プロファイル」サービスのマーケティング担当者であるTさんのもう一つの肩書は「備え・防災アドバイザー/BCPコンサルタント」。本業のサービスでは『専門家』と『生活者』をWEBでマッチングさせ登録者を増やすことが目的ですが、専門家のニーズがなかなか理解できずにいました。
そこで、自分を専門家として登録すれば専門活動を通じて理解を深めることができるのでは、とパラレルワークを開始。一番のメリットは、本業で「お客様」にあたる専門家の方たちに自分を「同業者」として見てもらえるようになり、コミュニケーションがスムーズになったことです。今後も防災のスキルを磨き、得た知識を社会に還元することを目指しています。
最後にご紹介するSさんは、社内では事業戦略・新規事業開発を担当しながら、自らも起業・ウェブプランナーとして仕事をしています。異業種交流を目的としたソーシャルランチサービスの社内版を思い付き、土日を使ってウェブサイトを作成してみたら反応が良かったので、そのままサービスを開発することに。
限られた時間の中で、しかも慣れない分野でのサービスの開発は難しい面もありましたが、貴重な経験を積むことができました。これからも、様々なアイディアを次々と具現化し、長く利用されるサービスを作り出したいと考えています。
限られた時間の中で履く2足のわらじ。決して易しいことではありませんが、複数の仕事を経験することで、もたらされる相乗効果は大きいようです。