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2018
09/13

元サイボウズ執行役員・松村氏の「めざせ!複業日記」を読んでみた! 【会社から見た副業】


サイボウズ株式会社の執行役員だった松村さんのブログ「めざせ複業!日記」をご紹介するシリーズ!今回は、会社から見た複業・副業についてのお話しです。

企業にとって複業・副業はどう位置づけられるものなのでしょう?松村さんのブログでも重要なテーマとして何度も取り上げられています。

複業自由(但し、会社名を出すときは事前確認要)と公言しているサイボウズ。とはいえある日、社長の青野さんから「複業を認める会社側にもメリットが必要だよね」とコメントがあったそうです。

自由なのに会社メリットが必要なのか?!」と思いつつも、松村さんは企業にとっての複業・副業のメリットとリスクについて整理しています。

サイボウズが複業を原則自由とした大きな背景のふたつ。

・社員がイキイキ仕事をするため。社員は多様で、他の活動をしたい人も多そうだから。
・社会的要件だから。労働人口が減少するなか、1つの会社が定年まで労働力を抱え込むのは非効率。退職後の社会活動もスムーズになる。

すると、会社側のメリットは、以下のようなものがあげられます。

社員)スキルアップ、モチベーションアップ、視野の拡大、人脈づくり、さまざまな新スキルによるイノベーション
 会社)宣伝、ブランドアップ

会社にとって
ではリスクは?

社員)本業の求心力が弱まる。(これはメリットと背中合わせ)
   労働時間が減る。(一般論ですが…時間の使い方がうまくなることもあるので)
会社)会社事業を社員が副業で行ってしまった場合、顧客とトラブル
   会社売り上げの喪失

リスクヘッジの方法としては、

1) ボーダーラインを明確に引く
2) 社員との信頼関係を前提に、ケース毎に話し合って決める。

大企業であれば、1)でしょうか…でもなかなか難しいものです。会社の懐の大きさと、日ごろの社員との信頼関係によってのメリット・デメリットのバランスが変わるのかもしれません。

なるほど。松村さんのおっしゃる通り企業側が恐れるリスクをすっかり無くす、ということは難しそうです。原則禁止、としてしまえば企業としてはいろいろ悩まずにはすみますが、政府も本気で後押しをし始めた複業・副業。基本的にOK、という流れは加速しています。デメリットやリスクよりも、メリットを最大化するような取組みが重要なのではないでしょうか。