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2018
07/15

元サイボウズ執行役員・松村氏の「めざせ!複業日記」を読んでみた! 【ミドル・シニアの副業】

「副業」を推進するサイボウズ株式会社の執行役員だった松村さん。ご自身の「副業」活動の認知度を高める情報発信のために始めたブログ「めざせ複業!日記」のコンテンツをご紹介するシリーズです。

今回のテーマは中高年の複業!50歳前後の世代にとっての複業・副業とは…?

2017年10月「複業は、ミドルシニア(中高年)の救世主かも?」

労働力不足が加速している昨今、いくつかの仕事をかけもつ「複業」の社会的意義は「社内有休労働力」(松村流の造語です)の社会シェアリングを果たすことである、と松村さんはいっています。

では実際、労働力を持て余しているのはどんな人たちなのでしょう?出世競争後の万年部長、ポストが空かないための課長代理…年代は50歳前後以降でしょうか。事業に対して人が余っているのは明らかに非効率。リストラするか、成長分野に投資しないと労働生産性は悪化するだけです。

そう考えると複業・副業は「会社にも、従業員にもいい仕組み」だと松村さん。会社にいながらにして、いろいろな仕事にチャレンジできる。うまくいったら収入が増えるし、定年になってもぬれ落ち葉にならない。会社はその分、給料を払わずに済むし、退社もスムーズ…ところが企業人事の方曰く「ミドルシニアからしたら、今まで通りぶら下がり状態の方が楽なんで、複業なんて興味持たない」と!

ミドルシニアの労働力をシェアする複業・副業をすすめるにはどうしたらよいのでしょう。まず最初に労使双方の意識・風土を変える必要があるとのことです。

まずは労働者の側から。松村さんがご自身のケースを振りかえって必要だ、と考えているのは「強制的にでも現実に向き合う、真剣に自分を振り返る機会」です。
・多くの会社で実施しているセカンドライフ研修や、たそがれ研修のような「現実の見える化
・何をしたいか、何をしたら楽しいのかの「自分探し
・趣味三昧で生きる!も含めたいくつかのモデルケース「選択肢の見える化

では、会社側の風土を変えるものは何でしょう。大手企業がリストラを発表したりしていますが、「退職者に関する企業の社会的責任」にもっと注目してはどうか?というのが松村さんの意見。

単なる企業内の最適化にとどまらず、社会の最適化が企業にとってもメリットである、というように社会風土が変わる必要があるのではないか、ということです。

第2の人生にいきなり放り出されて戸惑うことなく、うまく次のステージにシフトしていけるような世の中。本業がありながら低リスクでさまざまなチャレンジができる複業・副業が当たり前になれば、そんな社会が実現するのかもしれませんね。