「2018年は副業解禁元年」と…
専業禁止も⁉積極的に副業を推奨している企業の紹介
既に珍しくなくなってきている「副業解禁」という言葉。これには、企業と社員双方にとって得になる「Win-Win」の結果が期待されているようです。今回は、副業を積極的に推奨している企業を見ていきたいと思います。
まずは、本業以外の仕事や個人活動を重視!という理由で副業・複業を推奨している企業。
「Trigger」、「いろはにぽぺと」、「エルプランニング」、「フューチャースピリッツ」、「JAM」など。
自分のライフスタイルに合わせた働き方や同人活動を推奨しており、ダブルワークやデュアルワークという言葉も活発に使われています。「就業時間内の最大20時間を自分の好きな時間として利用してもいい」制度や「仕事は掛け持ちした方がいい」という面白い社風が副業を奨励しているようです。
また、本業以外というところで社会貢献やボランティアと複業・副業を結び付け、奨励している企業に、「ロート製薬」、「メルカリ」、「ループス・コミュニケーションズ」などがあります。
さらに社長自身が副業し、副業を推奨している「ハピキラFACTORY」や、個人のスキルを活かせるように副業を認めて社長自身が週末に芸人や三味線教室の師匠をしている「actuaris」。
社員のスキルやキャリアアップを支援するため副業を推奨する企業として、「TAM」、「もしも」、「コードキャンプ」などがあります。「TAM」は将来の長い人生のために、第2・第3のスキルを身につけていくことの必要性について言及しています。
同じように社員のスキルアップを目指す「エンファクトリー」の複業・副業推奨は、さらに一歩進んでいて『専業禁止』を掲げています。パラレルワークを推奨し社員のプロ意識やマネジメント能力を高める効果を期待しているようです。
関西で副業を奨励している企業では、大阪の「フィードテイラー」があります。副業・複業が大きく取りざたされる前の2012年から副業を推奨。「副業をしてもみんななら大丈夫」と思えるメンバーと仕事をしているという思いから、ここでは副業に対する規定もないそう。
最後に、建設業界で珍しく副業を推奨しているのは「ユニオンテック」です。その理由としては、社員が自社のみのカルチャーや経験にとらわれないようにすること、幅広い分野でスキルアップを目指すこと、などを挙げています。
副業・複業を「認める」だけに留まらず、積極的に独自に推奨している企業が既に結構あるんですね。このままいくと「副業・複業は当たり前」という時代もそう遠くないかもしれません。大いに期待したいところですね。