「有給もあるし、たまには長期休…
50代、信用力を高めるには「余計な一言」を言わないこと~50代からのちょっとワガママな生き方~Vol.74〜
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。
こんにちは。ひろ子ママです。
能力は高いはずなのに、まわりからの評価がなぜか低い人っていますよね。「好かれる人」と「嫌われる人」と信用力の差はどうして生まれるのでしょう。そこには、発する言葉の違いがあります。あなたも「余計な一言」を発していないかチェックしてみましょう。
断言! 威圧的な言動は今の時代には合わない
いつもピリピリしている人、話をしていると圧倒されるような雰囲気を持っている人っていますよね。昭和の時代は、部下に威圧的な態度を取るようなマネジメントも行われていたため、自分の体験をそのまま部下に押し付けてしまう人もいるのです。20代の頃を振り返ってみると「自分は悪くないのに、理不尽なことをされた」という出来事も何度かあるでしょう。威圧的なマネジメントが今の時代に受け入れられることは少なく、これは言動でも同じですね。
部下が間違えてしまった時に「何度言ったら理解できるの?」「また間違えたの?」などと言いたくなる気持ちもわかります。しかし、私自身も20代の頃にこのような言葉を言われたことがありますが、威圧的な態度を取る上司に萎縮してしまうようになり、近づきたくないなと思ったこともあります。
そこで、同じミスが続いているならば、頭ごなしに怒るのではなく「これ以上同じミスが続くと、仕事を任せられなくなります。今回の原因をまとめて提出してください」など、改善に繋がるような言葉に言い換えてみましょう。明らかに部下のミスだとしても、部下にかける言葉によって、部下からの信用力を失うことも高めることもできてしまうのです。
素直すぎるのは、いいことばかりではない
「自分は裏表がない性格で、誰からも好かれているはずだ」と自分自身で思っている人もいるでしょう。ただし、素直すぎることは決して「いいことばかり」ではありません。正直に発した言葉で、誰かを傷つけていることもあるのです。
例えば、みんなで最近読んだ「おすすめの本」の話をしている際、
「○○の本、〜についての新しい発見があったからおすすめです」と誰かが発言した時に、「読んだけどありきたりのことしか書いてなかったよ」なんて素直に発言したら、その場がしらけてしまいますよね。たとえ、面白くないと思っていたとしても、討論会でない限り、その場では余計な一言は発せずに黙っておけばいいのです。
「人柄は悪くはないけど、余計な一言がね〜」と陰で言われるように、やっぱり余計なひとことは信用力を失ってしまいますよね。正直な性格が売りだと思っている方は、まわりを傷つけていないか……振り返ってみましょう。
「たかがひとこと」と思うかもしれませんが「たったひとこと」でこれまで築いてきた信頼を失ってしまうこともあるほどです。50代から信用力を高めるために、日常の中で発している言葉を見直してみませんか。
「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。
ひろ子ママ(ホワイトver.)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。
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