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目の前の出来事は自らの捉え方によって意味合いが変化する〜50代からのちょっとワガママな生き方~Vol.67〜
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。
こんにちは。ひろ子ママです。
今回は、『人生を変える働き方転換術 〜しんどい働き方を理想の働きがいに変える〜』の著者、仲井圭二さんへの取材の第二弾です。
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いくつになっても遅すぎることはない!幸運を捕まえるには行動と挑戦〜50代からのちょっとワガママな生き方~Vol.66〜
残業や休日出勤など仕事の忙しさに疲れ、「働くことはしんどい」と思いながら働いていた頃もある仲井さん。現在は、「働くことは生きることそのものです」と、穏やかな気持ちで毎日を過ごすことができているそうです。そこで本のサブタイトルでもある「しんどい働き方を理想の働きがいに変える」方法についてお話を聞きました。
忙しい時期は仕事しかできないという思いこみ
数年前に役職定年を迎える前は、部長として働いていた仲井さん。毎年1〜3月は仕事以外の予定を入れられないくらい忙しい時期だったそうです。忙しくてしんどいと思いながら働いていたある日、コーチングを受けていたコーチから「それじゃあ、毎年1〜3月は死んだ時間になってしまう。他のことをしないなんてもったいない」と言われましたと仲井さん。
その言葉で、「忙しい時期には仕事以外のことはできない」との思いこみが外れ、物事の捉え方が変わっていったと仲井さんは言います。
自分にとって大切なことは何かを考えたことによって、「仕事に身も心も捧げるわけじゃない」と考え方が変わったんです。もちろん、仕事をいい加減にしたわけではありません。考え方を変えただけで、一気に気持ちが楽になったんですね。気持ちの切り替えができたことによって、この忙しい時期に大学院で博士号取得の論文を仕上げることができました。
働いていたらやりたくなくても「やむを得ずやり続けなければならないこと」もあると思います。そんな時は「この仕事は無駄だけど、いろいろなしがらみや理由があって、やめられない。せめて、短時間に終わるように工夫してやってみよう」などと意識することが大事ですと仲井さんは言います。
役職定年からの気持ちの切り替え
「世の中には『役職定年を迎えた途端に、気持ちがガックリきた』という方もいると思いますが、ここでも気持ちの切り替えが大事です。私の場合は、部長の時に比べると目の前の仕事に集中できるようになったので、逆にやる気になりましたね。
また、以前から、なるべく会社以外の人とのつながりを作るようにしていたので、会社以外の世界を見ていたことも良かったんだと思います」と仲井さん。
仲井さんが言うように、目の前の出来事は、捉え方によって大きく意味合いが変化していきます。働くのがしんどいなと思った時には、興味関心を広げて、いろいろな価値観を知ってみてはいかがでしょうか。
「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。
▶仲井圭二さんの著書はこちら
『人生を変える働き方転換術 〜しんどい働き方を理想の働きがいに変える〜』(Amazon)
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いくつになっても遅すぎることはない!幸運を捕まえるには行動と挑戦〜50代からのちょっとワガママな生き方~Vol.66〜
ひろ子ママ(ホワイトver.)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。
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