2021
07/28

50代からのキャリアチェンジの合言葉は「自分の機嫌をとる」〜50代からのちょっとワガママな生き方~Vol.63〜


中年男性 安心

「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。

こんにちは。さてさて、皆さんは「老害」って言葉聞いたことはありますか?……簡単に説明すると「まわりに何らかの迷惑を与えやすい老人」のことを言います。ネガティブな表現として使われることが多いのですが、「いやいや、まだ老人じゃないから」関係ないと思った方もいるかもしれないですね。

しかしながら、「50代のキャリアチェンジ」においては、老害と思われやすい現実が待ち受けているんですね。悲しいことに世代が違うだけで、そう捉えられてしまう……今回は「もし、キャリアチェンジで老害って思われてしまった時」の対処法をお伝えします。

世代間のギャップは拭えない

50代からのキャリアチェンジ。「以前の会社より平均年齢が低いから、貢献できることもたくさんあるかもしれない」そんな気持ちで新しい会社に飛び込む人もいるでしょう。しかし、そこで待っているのは、世代間のギャップです。

まず、20代、30代中心の企業だと飛び交う言葉が変わります。普段から使っている人もいるかもしれませんが、「KPI」とか「KGI」とか、日本語に訳すと、「重要業績評価指標」と「重要目標達成指標」のことですね。

日本語バージョンだと使っている人も多いと思いますが、カタカナ混じりの聞き慣れない言葉だと「ん?」って表情をしてしまうかもしれません。すると、若い層からは「そんなことも知らないの?」「だから50代は使えない」なんて思われてしまっている可能性もあります。

これまでのキャリアを活かせると思ったのに、疎まれるところからのスタートになるかもしれません。まずは、50代からのキャリアチェンジにおいて、誰でも知っている大企業の社長やカリスマ、有名YouTuberくらいではないと、思い描いていたスタートは送れないと心の準備をしておいた方がいいかもしれませんね。

心の準備のあとは、「自分の機嫌をとる」こと

相手から思われてしまったイメージはすぐに変えることができません。そこで、50代からのキャリアチェンジには、マイナスのイメージに対する自らの心構えが合言葉になりそうです。それが「自分の機嫌をとる」です。

つまり、「何か自分の機嫌が悪くなるような出来事が起こった時に、自分の機嫌を自分で処理する」ことです。自分の機嫌を良くするための対処法を身につけましょう。

例として、

・イラッとしたら、数を数えて感情を抑える

・イライラの原因を考える

・ほかにどんな対応ができたか考えてみる

まずは機嫌が良くならないと、相手にますますマイナスのイメージを持たれてしまうかもしれないですからね。

あなた次第で老害というイメージを払拭できるかも

信頼関係がまだできあがっていないうちに、何か発言すると、後から入ってきたのに「上から目線で何?」と抱かれることもあります。でも、このマイナスのイメージはあなたの行動次第で変えられます。

もし、カタカナ言葉がわからなかったら「カタカナ言葉に慣れていないから……わからないことは聞いてもいいかな」なんてあなたが年下の相手に歩み寄るだけで、「あれ、意外にいい人なのかも」と相手の対応も変わることもあります。そして、信頼関係ができていくとそこからあなたの能力が発揮できるようになるはずです。

「自分の機嫌をとる」という合言葉をぜひ試してみてください

 

「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。

 

ひろ子ママ(ホワイトver.)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。

【こちらもよろしければどうぞ】ひろ子ママ(ブラックver.)
https://www.j-cast.com/kaisha/carrier/hirokomama/


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