「役職定年って何?」「役職定年…
役職定年で「下がっていく人」「上がっていく人」~50代からのちょっとワガママな生き方~Vol.59〜
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。
50代を超えた時に、「もうすぐ役職定年だから給料が下がる一方だよ」とガックリしている人と、「人生のちょうど半分、残りの人生も楽しみだな」と生き生きとしている人がいます。今回は、役職定年で「下がっていく人」「上がっていく人」の特徴を見ていきましょう。
「会社」にしがみつかない
40代後半、50代になると、この先あとどれくらい昇進できそうか、この先役員になれそうかなど、だいたいの自分の立ち位置がわかっていく時期になってきます。ここで「上がっていく人」は会社以外のことに目を向けています。この先、30年、40年同じ会社で働くわけではないので、何が何でも会社にしがみつく気持ちはないのです。
もし、あなたのこれまでの人生の大半を仕事が占めていたら、別のことに目を向けてみてはいかがでしょうか。そしてなるべく早め……40代のうちに会社以外の繋がりを作っておきましょう。
変化に対応することから逃げない
ひと昔前のような、終身雇用、年功序列の制度はたとえ大企業であったとしても継続することは難しくなってきています。また最近では、コロナ禍でテレワークになるなど、働き方に変化もありますよね。
先日、「ある会社で日米経営会議が中止になった」というニュースを見ました。これはいつもZoomをセッティングしてくれる若手が休みで、当日のZoomのセッティングができなかったことが原因だったそうです。できないことや苦手なことは得意な人にやってもらうことはアリだと思いますが、これから誰もが必要になってくるスキルは、自分で身につけた方がいいと思います。
目の前で起こる変化に対して、無理だ、できないと文句を言うのではなく、変化に対応している人が人生「上がって」います。現状維持を求めてしまう人は、愚痴が多くなる傾向もあると思います。
まだ人生の半分だという気持ちを持つ
コップに入った半分の水を「半分しかない」「半分もある」、両方とも同じ量を指しますが、捉え方が全く違います。人生においても同じです。「もう、50歳」「まだ、50歳」、まったく捉え方が異なります。まず自分自身が自分の可能性を信じてみてはいかがでしょう。考え方が変わるだけで、明日から世の中の見え方が変わってくるはずです。
「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。
ひろ子ママ(ホワイトver.)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。
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