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2021
06/02

コロナ禍で厚生労働省発表の「働き方の未来2035」が現実味を帯びてきた~50代からのちょっとワガママな生き方~Vol.55~


未来の働き方2035 階段 光

「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。

みなさんは2016年に厚生労働省が発表した『働き方の未来2035』を読んだことはありますか? 2035年に向けた9つの働き方の変化について書かれたものです。コロナ禍以前の2016年には想像もしなかったことが、コロナ禍で一気に現実味を帯びてきたようです。まずは9つの働き方の変化を紹介します。

「働き方の未来2035年」9つの働き方の変化

これからの日本はさらなる「少子高齢化」と「技術革新」の進展によって働き方が変化していくとされています。コロナ禍で一気に加速しているので、ぜひみなさんも先取りで知っておいてください。

1.「時間」や「空間」に縛られない
働く場所に関する物理的な制約がなくなり、多くの仕事がいつでもどこでもできるようになります。個人が自分の意思で働く場所と時間を選べる、ライフスタイルを選べる時代に変化しています。

2.お金だけでなく「多様な目的」を持った働き方
働くことが「お金」を目的にするだけでなく、「社会への貢献」や「地域との共生」「自己の充実感」など多様な目的が働くことに加わっていきます。「働く」ことへの定義・意義が大きく変わります。

3.自由な働き方・明確な「プロジェクトの塊」
働き方が変わっていくことで企業自体の在り方も変わっていきます。企業は「ミッションや目的が明確なプロジェクトの塊」のような存在になっていくのです。そして企業に所属する期間や雇用保障の有無などによる「正社員」や「非正規社員」などと区別することも意味を持たなくなっていきます。

4.働く人が働くスタイルを選択
企業がプロジェクト型になっていくことで、働く人も自らの希望とニーズによって自分の働くプロジェクトを選択できるようになります。1つのプロジェクトに専念する人もいれば複数の会社の複数のプロジェクトに関わる人もいます。個人事業主と従業員との境もあいまいになっていきます。

5.働く人と企業との関係
働く人は働く時間を自由に選択できるため、「フルタイム=正社員」という考え方は成立しなくなります。兼業・副業・複業が当たり前になるため、個人は専門的な能力を環境の変化に合わせてさらに変化させなければなりません。

6.働き方の変化で企業への帰属意識が弱まる
ひとつの会社への帰属意識が弱まり、会社以外のコミュニティでの役割が重要になります。

7.世界と地方が繋がる
地方と海外が直接繋がり、「グローカル」に時代になります。

8.介護や子育てが「働くこと」の制約にならない
少子高齢化が進むなかでAIなどの発達による自動化・ロボット化やアウトソーシングすることによって、介護や子育ての負担から解放されることが重要です。介護や子育てが「働きたい人」の制約にならない社会になっていきます。

9.性別、人種、国籍など「全ての壁」を超える
空間や時間の制約を受けない働き方が一般的になると、働く人に対する制約が消滅します。日本が「世界で最も働きやすい場所」になるためには世界最高水準の自由度を有した仕組みの構築が必要です。

来たる14年後に向けて「備えあれば憂いなし」

2035年の働き方こそ「憧れの働き方だ」と感じた人もいるかもしれませんね。もちろん、企業が制度や教育を整えることも必要ですが、まずは自らを変化させていかなければなりません。たくさんのプロジェクトに関わって活躍している未来を思い描いた人は、お声がかかるようにスキルの強化、人脈、自己PRなどぜひ今から準備しておきましょう。2035年はあっという間に来ますから。

「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。

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ひろこママ(ホワイトver.)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろこ」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。

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