「有給もあるし、たまには長期休…
50代なぜパソコン下手?今日からでもできる苦手克服法
仕事をする上でもプライベートでも、パソコンはなくてはならない時代になり久しいです。企業の募集要項でも以前の「歓迎スキル」から「必須スキル」と移り変わっており、高いパソコンスキルが優遇される時代です。
ITやデジタル化がこの30年間に飛躍的進化し、複雑な面もありながら便利な仕組みがどんどん取り入れられている今、「パソコンが苦手」というのはビジネスにおいて選択の幅を狭めてしまうことに……。
パソコン下手は、若い頃パソコンと触れる機会の少なかった50代以降に多いようです。今回は、50代以降のパソコンが苦手な方に向けて克服法をご紹介します。
なぜ50代以降にパソコンが苦手な人が多いのか?
50代以降でパソコンが苦手な人が多いのはいくつか理由があります。難しいと思い込んでいたり、複雑で覚えられないという理由もありますが、ミドル・シニアならではの理由もあります。
昔のやり方から離れられない
50代以降の方は、まだパソコンが広く普及していない時代から働いていた人が多く、昔ながらのアナログのやり方が染み付いている場合が多いのが原因のひとつにあります。
今ほど便利な時代ではなく、紙ベースでやりとりしていた経験からなかなか抜け出せずパソコンに慣れない人も。そのやり方で成功してきた人ほど、パソコンに対する苦手意識が高い傾向にあります。
体に不調が現れるから
50代以降は眼精疲労や肩こり、腰痛など体に不調が現れる年代です。パソコンに向かっていると同じ体勢を維持しなければならないので、疲れやすくなることからパソコンが苦手になってしまう人も多いようです。
パソコン苦手を克服する方法とは?
それではここで50代のパソコンが苦手な人必見!パソコンの苦手意識を克服する方法をご紹介します。
パソコンでやりたいことを見つける
パソコンが苦手な50代以降の人は、パソコンでの成功体験がなかったり、楽しくないという人が多いのではないでしょうか。特に、営業畑でバリバリ仕事をしてきた人にとっては、デジタルよりも人とのつながり=業績UPに繋がると思っている人が多い傾向も。
まずはパソコンでの成功体験を実感したり、楽しいと思えることがポイントです。
「でも、どうやって成功体験を実感するの?」
「楽しいと思えるきっかけって?」
→挑戦例1:ブログを作ってなんでも自由に書いてみる
→挑戦例2:SNSで発信する
→挑戦例3:クラウドソーシングサイトなどの在宅ワークで稼ぐ
パソコンを楽しく豊かに使うことができたら苦にならないので、パソコンに向かう時間もおのずと増えて苦手意識が薄れるかもしれませんね。
オンラインツールなどを使って便利さを実感する
コロナ禍をきっかけにテレワークを取り入れる企業が増え、コミュニケーションが希薄化していることが問題視されていました。解決策として多くの企業が実践しているのが、オンライン会議やオンラインミーティングなどです。
ZoomやSkypeを通じて、雑談を交えながらミーティングするなど顔を合わせることで、コミュニケーションが円滑になります。
それ以外にもChatworkやSlackなどのビジネスチャットツールで、気軽にメッセージをやりとりするのもおすすめです。
スマホでもできますが、オンライン会議となってくると、画面位置と回線が安定したパソコンの方が便利です。
短時間で効率よく、リフレッシュも取り入れる
パソコンは同じ体勢でしなければいけないので、50代のビジネスパーソンには辛く感じることもあります。
パソコンと上手に付き合う方法は、短時間で効率よく作業することです。長時間になりそうな作業の時は、適度に休憩を挟んでリフレッシュしましょう。
楽しいことや実利のあることを始めて一気に遅れを取り返す!
今回はいくつかの苦手克服法をご紹介しました。
パソコンスキルは、今後仕事を円滑に進めていくためには必須です。ソフトとしては、最低でもエクセルとワードの基本的操作をできるようにしたいもの。営業畑や企画職ならパワーポイントも使えると良いでしょう。副業や転職が視野にあるなら、なおさらです。
ブログやSNS、オンラインビジネスツールを活かしながら上手にコミュニケーションを図れるようになったら、皆さんも立派な「イマドキ」ですよ。