「有給もあるし、たまには長期休…
知っておきたい!大人が選ぶ手土産のコツ
ビジネスでもプライベートでも、これからお世話になる人やお世話になった方に感謝を伝える手段として「手土産」を渡すことがあります。しかし、手土産なら何でもいいというわけではありません。喜ばれる手土産を選ぶポイントは「相手のことを考えたもの」です。手土産のセンスによって、その人の人柄や今後のビジネスの行く末、良好な関係性の構築などのきっかけになることがあります。
今回は、気の利いた手土産をセレクトするコツをご紹介します。
手土産で感動を与える
手土産を選ぶ際はどのような基準で選んでいますか?
- 絶対ハズさない誰でも知っているブランドのもの
- 手土産といえばこれ!という定番商品
- 旬のもの
様々な選び方がありますが、50代からは「感動を与える」ことに焦点を絞ってみると、手土産のセレクトがちょっと変わってきます。 手土産をもらった時のことを想像してみてください。50代以降にもなると、たくさんの手土産をもらった経験をしている人は多いと思います。 その中で、開けた瞬間の喜びや感動を経験したことはないでしょうか? それが「相手のことを考えた手土産」になっているということなのです。
手土産を選ぶ時のコツ
実際に、手土産を選ぶ時のコツをご紹介します。
贈る相手の職業を考える
手土産を選ぶ際にはどんなものを選ぶかより、まずは相手がどのような職業や立場にある人なのかを考えて品物選びをすることが大切です。
例えば、「常に忙しくしているかどうか」「社員数や男女の比率」「ベンチャー企業なのか大企業なのか」などを考慮します。 忙しくしている人なら生モノや包丁を使うようなケーキ系などのサッと食べられないものは避けた方が無難です。社員数が多い企業の人に会うなら、ある程度数があるものを選んだり、女性が多い企業であれば見た目が可愛いものやデコレーションに凝っているものなどがおすすめです。 ベンチャー企業では常に新しいことに挑戦し、トレンドに敏感になっている企業が多いので、定番や無難なものよりは、珍しいものや「おっ」と感じるセンスのあるものを選ぶのが素敵でしょう。
贈る相手の食べ物の嗜好を知る
贈る相手が、食べ物に対してどのような嗜好を持っているのかを知ることも大事なポイントです。 健康に気を遣っている人や甘いものが苦手という方も中にはいます。そんな方には体に良いものを選ぶのがベストです。 例えば、オーガニック食材を使用したもの、糖質が少ないもの、カロリーが低いもの、栄養ドリンクなどを手土産にすると思いやりを感じてもらえます。
渡すタイミングで手土産を選ぶ
手土産はいろんなタイミングで渡すことがあります。 ビジネスシーンもあればプライベートでご自宅に訪問する時、会食時など様々です。
ビジネスシーンでの会食の際には、頭を働かせて受け取った後の相手の背景を考えましょう。 会食時はそのまま手土産を持って帰ることになるので、渡す相手の家族構成や、どのようなライフスタイルなのかを知っておくと、選ぶ時に役立ちます。 例えば、小さいお子様がいるご家庭ではクッキーやサブレ、帰宅後に晩酌されることを想定できる方にはご飯のお供やおつまみなどがおすすめです。
まとめ
初めてお会いする相手やご自宅に招待された時などの手土産はマナーの一つと言えます。定番商品やトレンド商品ももちろん嬉しいですが、一歩踏み込んで相手のことを考えた手土産選びは、もらった相手の嬉しさも倍増するはずです。 それが理由で仕事が上手くいくということではありませんが、これからお付き合いをするにあたって、人柄の良さや一緒に仕事がしてみたいと思ってもらえることにつながっていきます。
たかが手土産、されど手土産です。 最近は自宅で過ごす人が多くなっているので、自宅で楽しめるような手土産を選ぶと喜ばれるかもしれません。
【執筆者】道面 梓
フリーライター。大手アパレル企業で10年間バイヤー・企画を経て、結婚、出産、育児、ライターの道へ。現在は主婦をしながらの活動で、様々なwebサイトや出版社で活躍している。3日で4万PVや、ランキング1位などの実績を積み上げている途中。 周りにとても素敵でパワフルな50代の方、素敵な50代を迎えようとしている方が多く、「こんな50代になりたい」と思う日々。