50代から見つけるキャリアと仕事。もっと自分らしい働き方

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2020
04/20

50代から講師デビューしたい人は要チェック!伝えたり教えたりする仕事で大切なこと


セカンドキャリアとして、今までの経験を生かし、セミナー講師やコンサルタントになる50代の方も増えています。

しかしそこには難しい問題もあります。それは、伝えたい中身と伝える技術というのは、また別のものであるということです。どんなに素晴らしい中身があったとしても、うまく伝えられなければ講師やコンサルタントとしては失格と言われてしまいます。ここでは自分が言いたいことを伝えるために必要なことを説明します。

「伝わらないのは相手が悪い」では、よい講師やコンサルタントにはなれない

私も講師という仕事をしていて、どうして伝わらないのかと悩む時期がありました。もちろんその問題は自分自身の伝え方が悪いということなのですが、理解しない人たちが悪いと思ってしまう時期もあります。

しかし講師やコンサルタントは、相手に伝えられてはじめて、報酬がもらえる仕事です。そのため「相手にうまく伝わらないな」と思った時には、自分の何が悪いのかというのをまず考えるようにしましょう 。

伝えたい中身だけをよくしても伝わらない

うまく相手に言いたいことが伝わらない場合、もっと中身を良くすればいいのではないかと思うのが一般的です。もちろん中身がよいのは大前提です。しかしどんなに中身が良くても、伝える技術がなければ相手に伝わることはありません。

一般的なビジネスでも、どんなに良い商品でも売り方が悪ければ売れないと言われますよね。相手に言いたいことを伝える仕事では、ビジネスにおける売り方が伝え方にあたるのです。

そのため中身を良くするだけでなく、その中身をどのように伝えたらよいかというのを真剣に考える必要があります。伝え方と聞くと、大変難しい技術が必要だと感じるかもしれません、しかし言いたいことを伝えるために必要なことは、誰でも身につけられるのです。

自分の言いたいことを伝えるために必要なことは

自分の言いたいことを伝えるために必要なことは、以下の4点です。これら4点を繰り返し行なっていけば、誰でもうまく相手に言いたいことを伝えられるでしょう。

1. 原稿をしっかり作る

言いたいことを伝えるためには、伝える中身を言葉にしなければなりません。セミナー講師やコンサルタントの場合、とくにそうした言語化が大切です。原稿を作るとなると、パワポのような資料を作って終わりという方もいますが、それでは不十分です。

パワポで資料だけ作って、後はその資料を見ながら話すと、本番でうまく説明できないことが多くあります。そのため必ず読むための原稿を作るようにしましょう。

2. 声に出して練習する

原稿を作ったら声に出して練習してください。その原稿を黙読して間違いがないか確認するだけでは不十分です。黙読では気づかないおかしな部分に音読だと気づくことがよくあります。

また音読と黙読では読むスピードが違います。とくにセミナー講師の場合、時間配分はとても大切です。原稿を読んでいったい何分ぐらいかかるのかというのを計算する必要があります。

もし時間が足りなければ内容を削らなければなりませんし、時間が余るようであれば、中身を増やす必要があります。そのためにも原稿を準備し、声に出して練習する必要があるのです。

3. 事前に第3者に聞いてもらう

原稿が完成し自分で音読して「これで完璧」と思ったら終わりではありません。必ず事前に第三者に聞いてもらいましょう。第三者に聞いてもらうことで、自分では気づかなかった間違いを指摘してもらうこともありますし、「これぐらいは伝わるだろう」と思ったところが、「それでは伝わりません」と言われることもあるのです。

とくに専門的な内容になると、みんなが知っていることを前提に話してしまうことがあります。その業界に長くいればいるほどそういう伝え方になってしまいがちです。第三者に聞いてもらえば、自分が当然だと思っていたことが、多くの人がわからないことだと気づいて、原稿を修正できるのです。

4. アンケートをとる

セミナー講師やコンサルタントの場合、終了後にアンケートをオススメします。私もセミナーをした後にはアンケートを取るようにしていますが、よい意見もあれば批判的な意見もあります。

時にはそうしたアンケートを見たくないときもあるのは確かです。しかしそのアンケートのコメントから、今まで気づかなかったことを学ぶことも多いのです。アンケートを取ることでさらによい伝え方が身につくので、アンケートは取るようにしましょう。

失敗を恐れずにチャレンジしていきましょう

セミナー講師やコンサルタントとして、相手に何かを伝えるために必要なことを説明してきましたが、最初からうまくできる人は誰もいません。失敗しながらよりよいものを提供しようと皆さん心がけています。

失敗を恐れずにどんどんチャレンジして、あなたの言いたいことをうまく相手に伝えられるようにしていきましょう。練習すれば誰でもできるようになりますよ。

福井俊保

プログラミング教室スモールトレイン代表

大学院で研究するかたわら、中学受験の指導を始める。指導歴は約20年。

現在はプログラミング教室スモールトレインで代表として、プログラミングの指導と中学受験の指導をしている。著書に『AI時代に幸せになる子のすごいプログラミング教育』(自由国民社)がある。

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