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リモートワークで気をつけたい部下とのコミュニケーション 〜 50代からのちょっとワガママな生き方 Vol.2 〜
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。
こんにちは。ひろ子ママです。
リモートワークの長期間での試みは初めての企業さんも多いと思います。これまで顔を合わせていた部下とも、オンラインミーティング、チャットというようにコミュニケーションの仕方が変わります。「業務の進捗が見えにくい」「気軽に相談ができない」など課題も出てきているようです。そこで、リモートワークで気をつけたい部下とのコミュニケーションについてお伝えします。
1. 時間よりも成果を気にする
自宅で仕事をしていると、相手の姿も見えませんし、実際どんなペースで仕事をしているかも分かりづらいですよね。遅い時間まで仕事をしていても、成果に繋がっていないこともあります。
そこでリモートワークでの管理は、時間よりも成果を意識しましょう。業務に対して、「どんな状態・いつまでに」などの目標設定、進捗状態の確認をしていきます。ここで大切なのは、成果に対してのフィードバックです。部下の成果が思わしくない状態が続いている時は、後回しにしないで電話かオンライン会議ツールでフィードバックをしましょう。部下も指摘がないと、スルーされていると感じてしまい、孤独感が強まることも。
環境が変わると仕事の効率に影響が出ます。実際の例ですが、フィードバックを行った際に、自宅にちゃぶ台しかなく、腰に負担がかかりパソコンの作業効率が悪くなり、思ったように仕事が進まないという声も出てきたそうです。このような部下の事情にも考慮が必要かもしれません。環境の整備については、これからの企業側の課題ともいえるでしょう。
2. チャットでは曖昧な表現を使わない
直接、話をすることができるのであれば、手振り・身振り・表情などで多少曖昧な表現であっても相手に言いたいことを伝えることはできるかと思います。しかし、チャットになると、相手の姿、形が見えないため正確な言語で伝えなくてはいけません。
ポイントは
・短文でまとめる
・チームの「誰に」「何を伝えたいのか」を考えて文章を作る、メンション(相手を指定して通知する)の機能を使う
・相手からどんな返答がほしいのか?例えば、「YES」か「NO」の返答が欲しければ要点を短くまとめ「YES」か「NO」どちらかで返答が来るような文章にする
・伝えたいことが複数ある場合は、箇条書きにする
3. チャットに頼らず、言葉で伝えることも重要
チャットでのコミュニケーションを意識していても、認識のずれは生じます。なかなかメンバーが思ったように動いてくれないこともあるかもしれません。その際、プラスとマイナスのフィードバックはチャットではなく、オンラインや電話で言葉を伝えましょう。ちなみに、「ありがとう」などのお礼は、文章で伝えるよりも言葉で伝える方が嬉しさが増すそうです。ぜひ試してみましょう。
4. リモートワークについて振り返る
リモートワークになると、会社にいる時よりも明らかにコミュニケーションの回数も減り、質も低くなります。2週間、1ヶ月と続けていくと、チーム内での課題も見えてくるでしょう。ぜひ、チーム全員でオンラインを通じた振り返りの時間を持ちましょう。また、雑談専用のチャットを作っておくのもおすすめです。
上司であっても初めての経験です。新しい働き方に向けて、これから試行錯誤が始まります。他の会社のうまくいっている例などもぜひ参考にしてみてはいかがでしょう。
「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。
ひろ子ママ(ホワイトver)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろこ」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。
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