2020
04/17

在宅勤務を利用して、定年後の自宅の居場所作りを始めよう〜 50代からのちょっとワガママな生き方 Vol.3 〜


「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。

こんにちは。ひろ子ママです。

最近は、在宅勤務、リモートワークを始められた方も増えてきたかと思います。男性側から、「家にいるからという理由で仕事中に家事を頼まれるため集中ができない」「家族の機嫌が悪くなり居心地が悪い」などの声もあがっているようです。在宅勤務で家族と過ごす時間がこれまでよりも増えたことで、残念ながらストレスも増える方も。在宅勤務の自宅で過ごす時間は、定年後の自宅での過ごす時間と似ています。せっかくのこの機会を通じて、今から自宅の居場所作りを始めてみませんか?

家族仲が良くなっている人のパターン

在宅勤務で誰もが仲が悪くなるわけではありません。在宅勤務を通して、さらに家族仲が良くなっている人もいます。その特徴を紹介します。

・仕事中は部屋を分ける

自宅の広さ、作りもそれぞれだと思いますが、たとえ部屋が分かれていなくても家具やカーテンなどで視覚的に遮るといいようです。お互いのそれぞれの居場所作りは必要です。

・家事の分担を決める

自宅にいると家事も頼みたくなってしまうものですが、仕事中にお願いされると集中力も途切れてしまいます。うまくいっている家族は、前もって家事の分担をやり直したそうです。そうすることで、仕事中は集中でき、家事も分担できているためお互いストレスもたまりにくくなります。

・一緒の時間、別々の時間を大切にする

主婦で在宅の仕事をしているなど、どんな人でもそれぞれ自分の時間は大切です。お気に入りのテレビの時間を確保することも大切なことです。もちろん、テレビの音の大きさなどまわりに対する気遣いも必要ですよ。同時に、一緒に過ごす時間も大切にしましょう。

その他、夫婦で自営業の人達は24時間ほぼ一緒に過ごしています。うまくいっている理由は、お互いの意識が、お客さんや仕事に向いているため、長い時間を一緒に過ごしてもお互いの心理的には距離ができているからだとも言われています。

夫婦であっても他人と考える

少し寂しい言い回しに感じるかもしれませんが、夫婦であっても他人同士、価値観が完全に一致することは難しいものです。

朝日新聞の記事に「在宅の影響から中国で離婚が殺到」という記事がありました。長時間夫婦で過ごすことで家庭内のストレス、すれ違いから起こり始めているようです。お互いが向き合うことを避けるとそのまま定年後も平行線のままです。

https://www.asahi.com/articles/ASN3K61J6N3KUHBI03B.html

長く共に過ごす、定年後に向けて、お互いが相手の価値を理解するためには、努力する必要がありますね。そのためには、顔を合わせて話をする時間も大切です。1日10分でもいいので続けてみることで、少しずつですが居心地の悪さも減っていくはずです。

サードプレイス(第3の場所)も確保

サードプレイスとは、家庭・職場でもない第3の「居心地の良い場所」のことです。ストレスを軽減させる効果があります。これまで、仕事の前にカフェに寄っていたり、仕事が終わった後に一人でご飯を食べたりと、何かしらどこかに自分の居心地の良い場所がある方も多いでしょう。会社帰りに本屋さんで立ち読みしている方もそうなのかもしれませんね。ぜひ、見つけていない方は早めに見つけてみてください。

家事に対してのルール作りも必要ですが、自宅の中での適度な距離作りが定年後の居場所に繋がりそうですね。

「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。

ひろ子ママ(ホワイトver)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。

【こちらもよろしければどうぞ】ひろ子ママ(ブラックver)
https://www.j-cast.com/kaisha/carrier/hirokomama/

 

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