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2019
09/19

定年後に経験する可能性高し!「主人在宅ストレス症候群」


「亭主元気で留守が良い」とはよく言ったものですが、実際のところ夫が仕事でほとんど家にいない生活に慣れている方も多いのではないでしょうか。そんな方にこそ考えてもらいたいのが、夫の定年退職後の生活。

ここでは、定年を迎えた夫を持つ方が経験することが多い「主人在宅ストレス症候群」についてご紹介します。

夫がいるだけで辛い!?主人在宅ストレス症候群とは

 

医学博士の黒川順夫氏がその著書で取り上げたことで注目を浴びた「主人在宅ストレス症候群」。

「夫が家にいるだけで憂鬱になる」など、夫が自宅にいるとストレスを感じる状態をいいます。よくあることとして流されがちですが、中には頭痛や吐き気など、心身の不調にまで発展する方もおり、気の持ちようであるとは済ませられないこの問題。悪化・複雑化すると、熟年離婚の原因にもなりかねません。

定年退職前でも、「夫が休みの土曜・日曜日が近づいてくると、イライラし始める」など見に覚えのある方は、主人在宅ストレス症候群に陥っている可能性があります。

人生100年時代到来といわれ、多くの人にとって定年退職後の生活がより長くなるこれからは、誰が経験しても不思議ではない問題でしょう。

どんな夫婦が陥りやすいの?

定年退職を機に生活が大きく変化する夫婦は注意が必要でしょう。さらに、普段から会話があまりなく、どちらか一方、もしくは双方が不満を溜め込みがちな夫婦も気をつけたいものです。

例えば、それまで仕事一筋で趣味も特になく、定年後に何をしていいかわからなくなっている夫。夫のいない生活に慣れた妻にとっては、家事もせずにゴロゴロしている夫がずっと家にいるというだけで気が滅入ってしまうかもしれません。

そして妻にしてみても、これといった趣味がなく、育児や家事以外に生きがいを感じられるものがない人は要注意。妻や母としての役割しか持っていないと、家庭内でストレスを感じたときに、自分を表現したり、認めてもらったりする場所がなくなってしまうからです。

対処法は?主人在宅ストレス症候群にならないためにできること

夫の定年後も良好な関係を保っていくためには、夫婦間のコミュニケーションを大切にしながら、お互いに生きがいを家庭外に持つことがポイントです。

定年後で時間に余裕ができるからこそ、趣味やボランティア活動にチャレンジすることもできます。現役時代には難しかった長期の海外旅行を一緒に楽しむなど、共通の趣味を満喫するのもよいでしょう。

また、再雇用やパートタイマーなど、フルタイム勤務でなくても会社で働き続けたり、それまでの経験やスキル、特技を生かして副業を始めたりするのもおすすめです。特に、専業主婦の方で夫に「養ってもらっている」という感覚を持っている場合、何をするにも夫の顔色を窺ったり、不満を溜め込んだりしてしまう人は多いもの。そんな方は何かかしらの形で収入を得、家計を支えることで、自信を持つことができるでしょう。

夫婦ともにいくつになっても社会との関わりを持ち続ける、それが主人在宅ストレス症候群にならないための秘訣なのです。