2020
02/06

50代専業主婦必見!今さら聞けない仕事探し基本のキ〜履歴書の書き方編〜


「久しぶりの仕事探し、一体どうやって進めれば良いのかわからない…」

子どもも独立したし、何か仕事を始めたいという50代の方も多いのではないでしょうか。ここでは、仕事をしたい50代専業主婦の方のために、仕事探しの基本をご紹介します。前回の求人探し編に続き、今回は履歴書の書き方編です。

多くの場合、求人への応募の際には履歴書の送付が求められます。採用側があなたがどんな人であるかを最低限知るために必要だからです。応募者が多数の場合はすべての応募者と面接をすることは難しいため、履歴書をみて面接をするかどうかを決めることもあります。多くの求職者にとって、履歴書の作成は第一関門ともいって良いでしょう。

履歴書に記載する内容は、あなたの名前や住所といった基本的な個人情報、学歴や職歴、そして志望動機や自己PR、働く上での希望(パートなら何曜日勤務)など。職歴だけを説明する、職務経歴書の提出を求める企業もあります。

履歴書を手書きで作成、郵送や持ち込みで提出する場合もありますが、最近はワードで作成したものをメールで添付、もしくはインターネットの応募フォームに必要事項を入力するといった方法があります。どの方法にも共通することですが、誤字脱字や記入漏れは極力ないように努め、手書きの場合は文字が上手ではなくても構わないので、丁寧に作成するようにしましょう。

50代の専業主婦が履歴書を作成するときに迷いがちなこと

1. ブランクが長くて、仕事につながる強みが見つからない

「これといった専門知識もスキルもない」と自己PRに悩む50代専業主婦は少なくありません。でも、会社に所属していなくても、主婦として育児や家事という仕事をして来たことには変わりないのです。限られた時間でいかに効率良く複数の家事をこなすかはタイムマネジメントやマルチタスクともいえますし、ご近所や子どもの学校関係といった幅広い年代の人たちと円滑な関係を保つのはコミュニケーション能力でしょう。これまで身につけたきたことで、仕事に役立つことは必ず誰にでもあります。普段の生活で意識していることをまずは書き出してみてください。自分だけで思いつかない場合は、家族に聞いてみるのも一つの方法です。

2. これといった志望動機がない

中には、「家から近いから応募した」という人もいるかもしれません。現実的な理由ですし、決してネガティブではないのですが、それだけならなかなか採用側の心に残らないでしょう。

似たようなスキルや経験を持つ候補者が複数いた場合、やはり採用側としては「この会社で働きたい」という熱を持っている人と働きたいもの。そういう人の方がすぐ辞めてしまう可能性が低いですし、職場の雰囲気にもポジティブな影響があると思うためです。

もう一度、求人情報をしっかり読んでみてください。

会社の理念や提供しているモノ・サービスに、あなたが何か共感できることはありませんか。もし、知り合いに実際にその会社や業界で働いている人がいるなら、やりがいを聞いてみるのも良いでしょう。

「なぜ、自分はこの会社で働きたいか」を自分の言葉で表現できるようにしてみてくださいね。

3. 希望はどこまで書いていい?

週のうち特定の曜日・時間しか働けないという50代専業主婦もいるでしょう。「希望が多すぎたら、採用されないかも…」と遠慮してしまうこともあるかもしれません。しかし、ここは正直に伝えましょう。入社後に「こんなはずじゃなかった」とお互いにならないためです。

伝える際にはただ希望を書くだけでなく、「介護があるため」などその理由も添えるようにしましょう。

50代専業主婦の仕事探し、履歴書作成は成功への第一関門

どんなにその仕事がしたくても、まずは採用者に会ってもらえなければ、話は進みません。履歴書提出の段階で落とされないようにしっかり準備をしましょう。

次回は、50代専業主婦が気をつけたい面接の受け方です。


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