2019
07/31

人生100年時代のカッコいいシニアは好きなことをする


パープルの花束
「大人の」ピアノ発表会ということで紫色を基本にオーダーした花束

7月の最後の日曜日、「大人のピアノ発表会」に行って参りました。弊社ミデアのキャリアコンサルタント柳瀬が出演するからです。普段はバリバリ仕事をするお姉様的存在の柳瀬がピアノを弾く姿を見てみたい!とほぼ好奇心全開のワタクシ。
事前に知人のお店に花束をオーダーして、楽しみに出掛けて行きました。

こじんまりとした会場にはステージはなく、フラットにグランドピアノとエレクトーンが置いてあり、”午後の音楽サロン”という感じ。自分の子どものピアノの発表会を思い出しながら、柳瀬の順番をドキドキしながら待っていました。

グランドピアノを見弾く黒いドレスの女性
ブラックのワンピースがいつもとはちがう雰囲気

年長さんから二十歳までピアノのレッスンを続けて、音大まで考えていたという柳瀬。さすが余裕の演奏で聴き惚れてしまいました。忙しい仕事の合間の練習、きっと大変だったと思います。

素の自分をさらけ出す

「大人の」とタイトルに付いているだけに、発表会の参加者のほとんどがミドルシニア世代。そう、私たちと同年代の男女です。幼少期から断続的に弾いているベテランから最近始めたばかりのビギナーまで、十数名の方々の演奏でした。

特に、ピアノを始めたばかりであろう50代半ばくらいの男性の演奏には感動しました。その方の演奏は、楽譜に忠実に、そして自分のペースで丁寧に弾いていました。

他のベテラン勢と比べたらそりゃあ辿々しい演奏だけど、自分の練習の成果を披露するという勇気ある行動に感動すら覚えます。大人になると、格好良い姿だけを晒したいと思いませんかね?

というのも、実は私も「大人のピアノ」を習っておりました。楽譜が読めないからなかなか上達しなかったけど、1曲仕上げた時の感動は忘れません。だけど、自分の演奏を他人様に披露するなんて、そんな勇気は1ミリもございません(汗)

小さい目標でも自己満でも良い

「発表会という目標があると真面目に練習する」と柳瀬も言ってましたが、何か目標があるとがんばれるもの。それは、必ずしも仕事に関係してなくても良いと思うんです。なんなら完全に自己満でもOKかと。だって、自己を満たしてこそ心の余裕ができ、QOLも向上し仕事への熱も入るというものです。

芸術でもスポーツでもなんでも良いので、「好き」や「やりたこと」をとことんやり続け、その過程を楽しむことこそが大切なんじゃないかな。それは、「人生100年時代」の折り返し地点にいるカッコいいシニアだからできることだよなと思います。


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