「有給もあるし、たまには長期休…
渋沢栄一の名言から学ぶ50代からの「マインドの変え方」~50代からのちょっとワガママな生き方~Vol.85〜
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。
こんにちは。ひろ子ママです。
新しい年を迎え、新たな気持ちを抱くと同時に自分の年齢を意識してしまって複雑な気分になったという方もいるでしょう。そんな方にぜひ知ってほしい言葉を紹介します。
日本は年齢を意識する文化?
日本では50代になると海外と比較しても「50歳だから」「もうすぐ定年だから」と年齢を意識する傾向が強いようです。
私自身、メディアで名前と年齢を一緒に公表していることは気にしたことがありませんでしたが、日本人は自然に年齢を意識する生活を送っているんですね。世の中では「働かないおじさん」「妖精さん」なんてマイナスの表現をされることがありますが、それよりも私たち自身が自分の年齢を気にしていることが問題なのかもしれません。
一般的な「おじさん」「おばさん」「中年」なども言葉自体にマイナスのイメージもありますよね。そんな年齢に対するマイナスな気分を吹き飛ばしてくれるのが渋沢栄一の名言です。
渋沢栄一の名言
2024年に新一万円札の顔となる渋沢栄一が「40、50は洟垂れ(はなたれ)小僧、60、70歳は働き盛り、90になって迎えが来たら100まで待てと追い返せ」という名言を残しています。60、70歳が働き盛り……勇気をもらえますね。(長く働きたいないと思っている人は別かもしれません)
渋沢栄一は91歳で亡くなるまでに約500社の設立と、約600件の社会公共事業に関わってきたそうです。明治期の男性の平均寿命が43歳だったそうなので2倍以上も生きた方、とても健康で生き生きとした方だったんでしょう。心と体が健康であれば、パワフルに活躍できるということです。
渋沢栄一の名言からも、私たち自身の年齢に対する気持ちの差によって、特に50代から人生に大きく差が出てくるんだと思います。「もう50代」と考えるのか「50代、人生これから」と考えるのかによってこれからの人生が変わります。
とは言え、なかなか日本人の年齢に対する考えがすぐに変わるわけではありません。アメリカでは1967年に「雇用における年齢制限禁止法」が制定されていて、履歴書には年齢や性別を書く欄がないんですね。日本でも年齢差別は禁止されていますが、履歴書には年齢を書きますよね。このように、日本はアメリカに比べると年齢バイアスに対する考えが遅れていると言えるでしょう。日本では人口の約30%が65歳以上の高齢者ですが、すぐに、日本全体の年齢に対する意識が変わるのは難しいと思います。まずは自分自身の年齢に対するマインドを変えることから始めてみましょう。
「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。
ひろ子ママ(ホワイトver.)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」のオーナー
鳥取県生まれ、大阪府在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。
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