「50代からのちょっとワガママ…
根拠のない自信に必要なのはプライドではなく「覚悟」です~50代からのちょっとワガママな生き方~Vol.58〜
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。
まわりに「何であんなに自信があるんだろう」という人はいませんか?「根拠のない自信」とも言いますが……この言葉は、行動次第でマイナスに作用したり、プラスに作用したりします。この「根拠のない自信」は何歳になっても必要なものだと思います。
根拠のない自信には2タイプある
ひとつ目は、プライドだけは一流で「自分は優秀だ」と思っている人です。プライドを持つことが悪いのではなく、実績やスキルが乏しく、行動が伴っていないのが問題です。自分が優秀だから、やればできるけど、結局失敗するのが怖くて行動はしません。
ふたつ目は、「自分はできる」という点はひとつ目と同じですが、そこから実際に行動するタイプです。まわりから自信家に見られることもありますが、結果的に「やり遂げてしまう」ので、尊敬する対象に変わることもあります。有言実行タイプとも言われます。
人生の広がりに差が出てくる
先ほどのふたつのタイプは、20代の頃は同じくらいの能力からスタートしていたと思います。しかし、30代、40代……とだんだん差が開いていくのです。みなさんも20代、30代を思い返してみてください。目の前の仕事は、ほとんどやったことがない仕事ばかりだったと思うんですね。
例えば、日常的にこのようなやり取りがあると思います。
「このポジションやってみない?」
「この仕事やってみない?」
「この仕事お願いできる?」
そして、根拠のない自信を持っていながらも、ふたつの回答に分かれることが多いと思います。
「(やったことがないけど)やります」
「やったことがないので、できるか分かりません」
回答の違いから少しずつ差が開いて、のちのちの人生の広がりに差が出てしまうのです。
必要なのはプライドではなく、覚悟です
「遅れをとってしまったかな」と思った方もいると思いますが、今は人生100年時代なので、いつでも追い上げは可能です。これから新しい働き方やさまざまな雇用形態など、どんどん変化していくと思います。
そこで、「根拠のない自信はあるけど、失敗するのが怖いからやらない」まずはそのプライドを捨ててしまいましょう。あとは、「やったことがないこと」に対して「やります」という覚悟があれば問題ありません。
「できるかわからない」ことに覚悟を持って取り組むことで、まわりからの「信用」と本物の「自信」につながっていくのです。「自信」がついた方はさらに「根拠のない自信」がパワーアップして、相乗効果となっていくでしょう。「やります」と覚悟を持つと実力はきっとあとからついて来ますよ。
「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。
ひろ子ママ(ホワイトver.)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。
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