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2019
09/09

シニア起業の強い味方!「クラウドファンディングで資金調達」の仕組み【後編】


シニアの起業、副業、複業や個人事業主のみなさんの理想の働き方実現のために、クラウドファンディングは活用できるのか?

前編はこちら>>

 

前編ではクラウドファンディングについて説明してきました。後編ではクラウドファンディングのメリット、デメリットやクラウドファンディングのやり方などを詳しくみていきます。

クラウドファンディングをするメリットは5つ

実行する側と支援する側の双方にメリットがあるクラウドファンディングですが、今回は実行する側(支援を募る側)のメリットを見ていきましょう。

① 資金調達ができる

資金不足のために実現が不可能だったプロジェクトでも、クラウドファンディングで多くの人から融資や寄付、出資を広く募ることができます。今まで資金不足が原因で埋もれていた夢やプロジェクトを実現できる可能性が高くなります。

例えば寄付型クラウドファンディングを活用すれば、個人のプロジェクトでも、他人からの支援を受けられます。融資型や株式型クラウドファンディングを活用すれば、これまで資金調達が難しかった事業者でも、事業機会を得られるようになります。

② たくさんの人にPRができる

クラウドファンディングを行うことで、ネットを通じて多くの人達にプロジェクトや活動をPRすることができます。

③テストマーケティングにもなる

支援者からのコメントや応援メッセージでのやり取りを通して、交流ができます。商品化する前にユーザーのニーズが組みとれるので、商品やサービスの開発に生かすことができます。

④ 申込みに条件がない

クラウドファンディングの申込みをするのに、特別な条件はありません。やる気とアイデアがあれば、誰でも参加できます。

 

資金調達する側のデメリットは少ない

クラウドファンディングで資金調達をする際のデメリットは2つです。

① 必要な資金が集められる確証はない

ネット上の限られたPRだけで資金を調達するので、必要な金額が必ず集まるとは限りません。そのため、プロジェクトが必ず成立・成功する保証はありません。

②時間がかかる

通常の融資だと1ヵ月ほどで開業できますが、クラウドファンディングは申込みから入金まで4,5カ月かかります。プロジェクトをスタートさせたい日から逆算して、計画的に利用する必要があります。

とはいえ、しっかりデメリットを理解しておけば、資金調達したい個人、企業にとってはメリットの方が大きいと言えるでしょう。

 

クラウドファンディングのプロセスは4つ

では、実際にクラウドファンディングに参加するにはどうすればよいのでしょうか?
シニア世代のみなさんが参加しやすい購入型クラウドファンディングで、資金調達するまでの流れを解説します。

①目標を設定する

何をやりたいのかを決めましょう。
「どんなプロジェクトをやりたいのか」「どんな役にたつのか」「資金はいくらいるのか」「いつまでに集めればいいのか」など、しっかり計画をたてましょう。行き当たりばったりのプロジェクトには、支援者はつきません。

計画がしっかりしていないと銀行の融資がおりないように、クラウドファンディングでも目標の設定はとても重要です。

②利用するクラウドファンディングサービスを決める

国内のクラウドファンディングサイトで有名なのは、「Ready for」「Makuake」「CAMP FIRE」などです。それぞれ得意な分野があり、手数料なども違うので、自分のプロジェクトにあったサービスを探してみてください。

③プロジェクトを登録する

どのサービスに登録するか決めたら、サイトにプロジェクトを登録します。主な登録内容は以下の通りです。
・カテゴリー
・タイトル
・目標金額
・プロジェクトの内容
・画像
・支援者に対する報酬
・連絡先

どのサイトからリリースするかを決めれば、あとは指示に従って入力するだけなので、審査までスムーズに進みます。「このプロジェクト、面白い!応援したい!」と支援者に思わせるプロジェクトになっているかがカギです。PRする動画などがあると、より支援者の心を掴めるでしょう。

④審査

サイトの運営側でプロジェクトが実行可能かを見極めます。審査が通れば、いよいよプロジェクトの開始です。

現在も様々なプロジェクトが立ち上がっており、社会貢献や夢を実現しようという動きが盛んになっています。クラウドファンディングは、夢や事業計画のあるシニアにとっても、魅力的な資金調達法の一つといえるのではないでしょうか。