「50代からのちょっとワガママ…
ご機嫌な人、不機嫌な人、その差はどこから生まれるのか?〜 50代からのちょっとワガママな生き方 〜Vol.52 〜
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。
歳を取るにつれ人はだんだんと頑固になる、不機嫌になるそんなイメージってありませんか?「あの人は気難しいから」「頑固おじさん」。そんな風に呼ばれている人はまわりにいるでしょう。初対面で不機嫌な人にわざわざ近づかないですし、仲良くなろうとも思いませんよね。
一方、見ているとこちらも思わず微笑ましくなるような、ご機嫌なおじさんもいます。その差はどこから生まれるか探ってみたいと思います。
不機嫌なのは不安のあらわれ
退職すると会社という一つの組織から離れてしまうため、社会との繋がりの薄さを感じることがあるでしょう。その上、地域や友達との関係が少ないと孤独感や、この先への不安が高まります。不安は機嫌にあらわれます。
ここで、不安を少なくするには、まずは人を信頼することが大切です。困った時にはまわりに頼ること。一人で抱え込まずに誰かに頼る人がいるだけで、安心感が高まります。ただ、やはりこの頼れる人の存在は、繋がりからでしか生まれません。まずは知り合いが困っていたら自分から手を差し伸べたり、自ら手伝ってみたり動いてみましょう。孤独感も薄まり、人との繋がり、信頼する人も見つかり一石二鳥です。人を信頼することで「何かあった時も大丈夫かも」と思え、自分自身の人生を信頼できるようになるのです。
ご機嫌な人の周りには、たくさん人もいると思います。不安が少ないため、自然にご機嫌になるのです。
どんなに歳を重ねても「より良くなっている未来」を感じること
時代の変化によって、まわりの状況もガラリと変わります。「○○が進化することで自分のスキルが役に立たなくなって、絶望的だ」と感じることも、この先、何度もあるかもしれません。生きていたら変化は付き物ですし、「もう歳だから」と諦めてしまったら人生それまでです。
ご機嫌な人は、何歳になっても「未来を楽しんでいる人」だと思います。体力も気力も若い頃と比べたら落ちていますが、それを認めて今の自分を好きなのでしょう。そして、目の前の人生を楽しむことで、さらに自分の人生を信頼できるようになっていくのです。
不機嫌でいても自分も周りも誰も幸せになりません。まずは自分の機嫌を良くしてみましょう。
「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。
ひろこママ(ホワイトver)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろこ」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。
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