働きがいを求めたい、家計の支え…
50代で副業ライターになるために注意すべきことは?
リモートワークができるようになったこともあり、在宅でできる副業は人気です。その中でもとくにライティングは始めやすい仕事だと言えます。しかしライティングを副業とすることで、消耗してしまい、本業に悪影響が出る場合もあるのです。
そこでこの記事では、副業ライターで消耗しないために注意すべきことについて紹介します。
ライターは手軽にはじめられる仕事
ライターは手軽にはじめられる仕事です。最近ではライター案件を紹介するサイトが増えているため、そこでやりたい案件に応募できます。また Twitter などで募集している案件は初心者でも大丈夫なことも多いので、応募してみるのもよいでしょう。
企業のホームページで外部ライターを募集していることもあります。ただし初心者だと採用されるのが難しいかもしれません。本格的にライター業をしたいのであれば、 ブログを開設して、ポートフォリオとするのもよいでしょう。
消耗しないために注意すべきこと
ライター業は手軽にはじめることはできますが、注意しないと本業に悪影響が出てしまいます。ここではライター業で消耗しないために注意すべきことを4つ紹介します。
1.たくさんの案件を引き受けない
最初はたくさんの案件を引き受けない方がいいでしょう。案件が多くても締め切りまでに完成させないといけないため、睡眠時間を削って副業をしなければならない場合もあります。そうすると体力的にはかなりきつくなるはず。
まずは多くの案件に手を出すのではなく、依頼された目の前の仕事をしっかりとこなすようにしましょう。そのような積み上げをしていくことで、 ライターとしての実績ができ、次の案件にも通りやすくなります。
2.専門性が必要な案件に申し込む
ライター業をはじめるには、なるべく自分が仕事として携わってきた内容に近い案件に申し込んだ方がよいです。自分がやってきた仕事の内容に近ければ、文章を書きやすいのはもちろんですが、専門性がある案件の方が、単価が高い傾向にあります。
単価が高ければ案件が少なくても収入をたくさん得られますよね。副業で働く場合は本業と近い内容の方がやりやすいです。もちろん本業でなくても趣味に近いものであれば、文章を書きやすいというのがあるでしょう。自分が得意な案件に申し込んでください。
3.音声入力を使うことも
あくまでも私がしていることですが、もしよければ参考にしてみてください。
ライター業というと、タイピングしなければならないと考えるかもしれませんが、今は音声入力で文章を書くこともできます。 Googleドキュメントであれば、 かなりか性能が良く、音声を正確に文章化してくれます。
実際に音声入力をしてみるとわかりますが、タイピングするよりもスピードはかなり上がります。もちろん誤変換も多いのでしっかりと確認する必要はありますが、 それでもタイピングするよりは早く入力できます。
また音声で入力した方が、文章が柔らかくなる傾向もあります。たしかに話し言葉に近いので、やわらかい文章を書くには向いているのです。反対に固い文章は、音声入力した後に修正する必要があるでしょう。
4.校正ツールを使う
最近では校正ツールも多く出ています。文法的におかしなところや、同じ文末が続いているところを指摘してくれます。有料での使用になりますが、それでも校正ツールを使うことで、自分では気づかなかった箇所を校正できるのです。
また校正ツールの中には音声読み上げ機能があるものもあります。コンピューターが音声で読み上げるのですが、おかしなところがよく理解できます。ぜひ導入してみてはいかがでしょうか。
ライター業を楽しもう!
副業としてライター業を選ぶ人は少なくとも書くことか好きという人が多いです。しかし仕事としてこなしてくると、徐々に書くことが辛くなる人もいます。副業をはじめたことで書くことが嫌になったらもったいないですよね。 せっかくライター業をするのですから、ぜひ楽しんでください!
福井俊保
大学院で研究するかたわら、中学受験の指導を始める。指導歴は約20年。
現在はプログラミング教室スモールトレインで代表として、プログラミングの指導と中学受験の指導をしている。著書に『AI時代に幸せになる子のすごいプログラミング教育』(自由国民社)がある。