2021
03/22

副業で塾講師をするのに向いている人はどんな人?メリットやデメリットは?


副業をしようと考えた時に、塾講師はどうだろうかと考えたことはないでしょうか。たしかに塾講師は夜の時間にする仕事のため、副業としても行うことは可能です。しかし誰もが塾講師に向いているわけではありません。

また副業での塾講師にはメリットもデメリットもあります。そこでこの記事では、塾講師に向いている人だけでなく、メリットやデメリットについても説明します。

副業で塾講師をするのに向いている人は?

副業で塾講師をするのに向いている人は、どのような人でしょうか。ここでは3つのポイントについて説明します。

1.定時で帰れる人

塾は授業の開始時間が決まっています。そのためその時間に間に合うように行かなければなりません。「今日は残業があるので遅れます」というようなことは許されません。定時でしっかりと帰れる人に向いています。

2.決まった曜日に働ける人

塾はシフトで担当講師が決まっているため、決まった曜日の決まった時間に出勤する必要があります。そのため働いている時間が固定されている人でないと難しいと言えます。

3.教えた経験がある人

塾講師をする場合、教えた経験があるかどうかは非常に重要です。とくに塾で教える生徒の年代の指をしたことがあるかが大切になってきます。たとえば中学受験であれば、中学受験の指導をしたことがない場合、難しいでしょう。

副業で塾講師をするメリットは?

では、副業で塾講師をするメリットはどんなものがあるでしょうか。ここでは3つの点を紹介します。

1.決まった時間で仕事が終わる

塾講師は生徒の授業時間に合わせて働きます。そのため決まった時間で仕事が終わるという特徴があります。 長く時間を拘束されないというのは、副業としては適した働き方でしょう。

2.子どもの役に立てる

塾講師は子どもたちの勉強を見るのが仕事ですから、子どもたちの役に立てる仕事です。また成績が上がったり、受験で合格したりすれば、お金をもらっていても感謝される仕事です。やりがいのある仕事だと言えます。

3.時給が高い

塾講師は一般的に時給が高いです。とくに集団塾や中学受験塾などで、プロ講師を必要としている塾では効率よく稼げます。副業で時間がたくさん取れない方にはメリットになるでしょう。

副業で塾講師をするデメリットは?

副業で塾講師をする際にはデメリットもあります。ここではそのデメリットを3つ紹介します。

1.仕事を休むのが難しい

塾講師の場合、担当講師が決まっているわけですから、その時間を急に休むことは難しいです。代わりの先生が見つかれば別ですが、どこの塾も人材に余裕がないため、なかなか代わりに入ってくれる先生は見つかりません。一旦塾講師をはじめたら、休めないと思っておいた方がいいでしょう。

2.予習に時間がかかる

塾講師の場合、教える内容を予習する必要があります。この予習の時間までお金を払ってくれる塾はほぼないでしょう。そのため自分で予習をするための時間を確保する必要があります。他に仕事をしながら予習の時間を確保するのは難しいという方には、デメリットになるでしょう。

3.受験前は緊張する

塾講師をしていると、受験生を担当することがあります。その場合、その生徒が受かるかどうかというのは非常に重要なことですよね。そのため受験前は結構緊張します。そうしたプレッシャーに耐えられる人でないと塾講師は難しいでしょう。

生徒たちの成績が上がるように頑張ろう!

ここまで副業で塾講師をする際のメリット・デメリット、また塾講師に適する人について説明してきました。塾講師は教えるのが好きな人にとっては、天職のような仕事です。副業としてもチャレンジしやすいものですので、 興味のある人はぜひ挑戦してみてください。

 

福井俊保

プログラミング教室スモールトレイン代表

大学院で研究するかたわら、中学受験の指導を始める。指導歴は約20年。

現在はプログラミング教室スモールトレインで代表として、プログラミングの指導と中学受験の指導をしている。著書に『AI時代に幸せになる子のすごいプログラミング教育』(自由国民社)がある。


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