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年下上司とコミュニケーションはどうとる?50代が職場で生き抜くヒントとは
転職したら上司が年下だったというケースも増えています。たとえ50代であっても、年下の上司とうまく付き合っていかなければなりません。なぜなら年下であったとしても上司があなたの評価を決めるからです。
それに、上司とうまく行った方が仕事も楽しくなるはずです。ではいったいどのようにすれば年下上司とうまく付き合えるのでしょうか。この記事では、年下上司とのコミュニケーションのポイントについて説明します。
年下上司もめずらしくない
転職したら年下が上司だったということも珍しくありません。最近では年齢に関係なく能力で評価する企業も増えていますし、転職すればその会社においては1年生にあたるわけですから、役職がつかない状態で働きはじめることも多いでしょう。
最近ではベンチャー企業はじめ若い会社も多く、そういう会社では社長も若いということも多いわけです。
そのため年下上司がいるという前提で、どのようにコミュニケーションをとればいいかというのは常に意識しておかなければならないことなのです。
年下上司とのコミュニケーションのポイント
では、年下上司とどのようにコミュニケーションを取ればよいでしょうか。ここでは年下上司とうまくコミュニケーションをとるポイントを3つ紹介します。
上司を立てる
どうしても相手の年齢が気になる人もいるでしょう。年下の上司に対してどう接していいかわからないのは自然なことです。今までは上司という立場であったのに、転職したら自分は部下になるというケースもあるでしょう。
しかし年下であっても相手は上司なわけですから、上司を立てる接し方をしなければなりません。何か上司から指示があった時に、その指示が不満であっても「それはおかしくないですか?」とか「自分ならこうします」ではなく、まずは上司の指示を最後まで聞いたうえで、あくまでも提案という形で上司に話してみましょう。
自分からコミュニケーションをとる
年下上司はやりづらいなと思う50代の人もいるかもしれませんが、上司の側も同じです。年上の部下に指示を出したり、注意したりするのは非常にやりづらいものです。そこで年上である皆さんから、積極的にコミュニケーションを取る必要があります。
もちろん上司としての立場を尊重した上での接し方が必要になりますが、自分からコミュニケーションをとることで、上司も皆さんに指示を伝えやすくなります。コミュニケーションが円滑にはかれれば、上司と部下という関係を越えてお互いを尊重して仕事ができるはずです。
朝の挨拶だけでも構いません。自分から積極的に話しかけることを意識して、行動してみましょう。
第三者目線で考える
年下上司と接すると、 どうしても年齢が気になって接し方が変わってしまう可能性もあります。そこで年下年上という考えを一旦おき、上司と部下の関係としてどういう関係がよいのか、第三者目線で考えてみるのも有効です。
年齢に関係なく上司と部下なのです。上司に対してどのように接したらいいのか、第三者目線で考えて接するようにしましょう。仕事の上での上司と部下ですので、仕事の関係として適切であるやり方はできるはずです。年齢にこだわらない接し方をしてみましょう。
年上という認識を無くそう
年上年下という関係は、その仕事の成果には関係ありません。むしろその年上年下にこだわることで、仕事がうまくいかない可能性もあります。年上と年下ではなく、上司と部下として、会社のためにどんな貢献ができるのか考えて、行動するようにしましょう。そうすることで年下上司との関係もうまくいくのではないでしょうか。
福井俊保
大学院で研究するかたわら、中学受験の指導を始める。指導歴は約20年。
現在はプログラミング教室スモールトレインで代表として、プログラミングの指導と中学受験の指導をしている。著書に『AI時代に幸せになる子のすごいプログラミング教育』(自由国民社)がある。