ミドル世代の転職市場が賑わいつ…
50代、後悔しない転職。信頼できる転職エージェントの見極め方とは?
転職を考えたとき、人材紹介会社を利用する人も多いでしょう。特に50代などミドルシニア世代は、これを最後の転職にしたい、絶対に失敗したくないという気持ちが強いのではないでしょうか。
転職活動を誰と一緒に進めるかが、転職成功の鍵を握っていると言っても過言ではありません。ここでは、転職エージェントの見極め方をご紹介します。
信頼できる転職エージェントの見極め方3つ
転職は人生の中でも大きなイベント。うまくいかなかったからと言って、そう何度も気軽にやり直せるものではありません。また、キャリア相談は自分自身を深く見つめ直すことでもあります。信頼できる転職エージェントでないと、なかなか本音で話せないですよね。ここからは見極め方のポイントを挙げていきます。
1. 求人への応募を強要しない
信頼できる転職エージェントは、求職者の希望を大切にします。ときには、その希望を満たす求人を紹介することが難しいことだってあるでしょう。しかし、求職者の希望を頭ごなしに否定するのではなく、きちんとその想いを受け止めます。そして、転職市場の現実をしっかりと伝え、なぜその求人をあなたに紹介したのか、理由を丁寧に説明してくれるでしょう。状況次第では、転職するのではなく、現職に留まるアドバイスをすることだってあります。求職者のことをしっかりと考えてくれている証拠です。
2. 業界や企業のことを深く理解している
業界や企業情報に精通していることもポイントです。職場の雰囲気や経営課題、将来性など、求人票だけでは読み取れないリアルな情報をタイムリーに求職者に伝えてくれるので、入社後のミスマッチを少なくすることができます。
3. 返事が早い
転職はタイミングが命でもあります。メールや電話の回答が迅速なことも、見極めポイントのひとつです。内容によってはすぐに回答できないこともあるでしょう。しかし、「確認次第、ご連絡します」など何かしらの返信をし、求職者を不安にさせないという気配りができる人は信頼できるといえます。
転職エージェントと合わないと感じたら…
上記に挙げた3つのポイントを満たしていて、どんなに実績豊富で、あなたに寄り添う姿勢を持っている転職エージェントであっても、もしかしたら「この人とはなんだか合わない…」と感じることがあるかもしれません。やはり人間同士、相性の問題もあるのです。その場合の対応を2つ、紹介します。
1. 担当者変更の希望を出す
多くの人材紹介会社では、担当者の変更希望に対応してくれます。合わないのにずっと我慢したり、本音で話せない上部だけのやり取りを続けたりするのは時間の無駄です。転職はタイミングがとても大切。「合わない」と感じたら、遠慮なく担当者変更の希望を出しましょう。
2. 複数の人材紹介会社を併用する
担当者と合う、合わないに関係なく、人材紹介会社には複数登録することがおすすめです。会社によって取り扱っている求人も異なりますし、担当者によって紹介する求人も違うでしょう。
そして、転職に慣れていない求職者は、どうしても担当者の言うことがすべて正しいと思ってしまいがち。複数の人材紹介会社を利用して、複数の担当者とやり取りすることでより多角的な視点を得られ、そして担当者のサポートの質を比較することができます。
信頼できる転職エージェントを見つけよう
どんなに有名で実績が豊富な人材紹介会社でも、そこに在籍する担当者が全員、質の高いサポートを提供しているとは限りません。一人ひとりの担当者のレベルは異なりますし、あなたとの相性の問題もあるでしょう。あなたは満足できなくても、他の人は満足しているかもしれません。「良いエージェント、悪いエージェント」ではなく、自分に合う転職エージェントを見つけることが大切なのです。今回紹介したポイントを参考に、信頼できる担当者を見つけてくださいね。