2020
12/16

50代女性注目!今から始められる起業のポイントとジャンル


近年、様々な世代で起業する人が増えている中、50代〜の女性が起業することも少なくありません。これまでの経験と結果が実を結んで、起業に成功する世代でもあります。とはいえ、50代という年齢から一歩踏み出す勇気がない人も中にはいるのではないでしょうか。 今回は、50代から始められる起業のポイントとジャンルをご紹介します。

50代女性が起業を始めるためのポイント

50代〜のシニア世代の女性が起業を始めるには、これからのビジョンを明確にすることや、入念な資金計画などが必要です。50代での起業はあまり大きな失敗はできないため、長期的に継続できるように計画することが大事です。

1.ビジョンや方向性を明確化すること

自分には何ができるか、何をしたいか、どのような分野で経験を活かすことができるか…など、起業するためのビジョンを明確にすることがとても大事です。 何か新しいことにチャレンジするのもいいですが、知識やノウハウを学ぶという観点から労力を費やしてしまいます。 50代〜のシニア世代は体の衰えも考慮しつつ、ゼロからスタートするよりはこれまでの経験が活かせる分野で起業すると、スムーズに準備やオープンが果たせます。

2.入念な資金計画を立てる

起業するにあたって必要なのが準備資金です。起業を目標に貯蓄してきた人も多いでしょう。 しかし、準備資金や運営資金を貯蓄で賄うと、利益を回収するまでに時間がかかるため、運営が難しくなってきます。初期投資でどれくらいかけるべきかを計算し、その後の運営資金も計算しておくとよいでしょう。 また、年間予算、月間予算、利益率なども計算しておくことで、資金計画が立てやすくなります。

3.人脈を作っておく

起業するには実力はもちろん大事ですが、人脈があることは有利に働きます。 起業する前に勤務していた会社でお付き合いのあった取引先や親しくしていた上司や先輩など、そこで得た人脈や人望を大切にすることで、起業する際に協力してくれたり、困った時は相談に乗ってくれたりします。ただ、頼ってばかりではなく、自分自身も相手に対して仕事でお返しができるよう「ギブ&テイク」な関係性が今後につながっていきます。

50代女性でも始められる起業のジャンル

「50代からの起業って何から始めたらいいの?」 と不安になる人も少なくありません。ここでは、50代女性が始められる起業のジャンルをご紹介します。

1.教室を開く

教室系は、50代の女性にとって起業しやすいジャンルの一つです。例えば、フラワーアレンジメント、お料理、ヨガなど女性客をターゲットにした教室系は、お客様が集まりやすい傾向にあります。 特に、これまで趣味で続けていたという人なら、スムーズに始めることができるでしょう。

2.アドバイザー系

収納アドバイザー、DIYアドバイザー、インテリアアドバイザー、食生活アドバイザーなど、これまでの主婦の経験を活かしたアドバイザーの起業もおすすめです。また、家事代行などのファミリーサポートも需要が高いのでおすすめです。中には資格を取得しなければならないものもありますが、自分の得意なものであれば興味深く楽しんで取得することができるでしょう。

3.リラクゼーション系

アロマセラピストやハンドマッサージなどのリラクゼーション系は、幅広い年齢層に人気なので、お客様を集めやすいジャンルです。50代〜になると新しくテナントを借りて準備するよりは自宅兼店舗にすることで、労力もかからず、気軽に来店できるというメリットがあります。

好きを仕事にして充実したシニアライフを

50代からの起業でも様々なジャンルがあり、どんどんチャレンジすることができます。体力的なことや今後の豊かなシニアライフを考慮して、自分の好きなことや興味のある分野で起業すると、楽しく仕事をしながら充実したシニアライフを送ることができるでしょう。  

 

【執筆者】道面 梓

フリーライター。大手アパレル企業で10年間バイヤー・企画を経て、結婚、出産、育児、ライターの道へ。現在は主婦をしながらの活動で、様々なwebサイトや出版社で活躍している。3日で4PVや、ランキング1位などの実績を積み上げている途中。 周りにとても素敵でパワフルな50代の方、素敵な50代を迎えようとしている方が多く、「こんな50代になりたい」と思う日々。


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