「50代からのちょっとワガママ…
「謝り力」で仕事も人生もスムーズに〜 50代からのちょっとワガママな生き方 〜Vol.30 〜
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。
こんにちは。ひろ子ママです。
役職が上がるにつれて、直接自分は悪くないシーンでも「謝ること」が増えていくと思います。私は20代の頃、自分が悪くないことに対して謝ることがすごく嫌でした(笑)。
かつての上司が何かにつけてよく謝る上司で、最初は「何でこの人、こんなに謝るんだろう?情けない」と思っていたのですが、たくさんの部署の方と繋がりがあって、仕事の根回しもうまい方だったんですね。
信頼されるには「謝り力」が必要だと思います。そこで「謝り力」のポイントをお伝えします。
ただ、謝ればいいってものではない
「謝り力」で仕事も人生もスムーズになるのならば、とにかく謝っておけばいいのかと誤解を生みそうなので、それは違いますと先に言っておきます。「とりあえず謝ったら許してもらえるだろう」と考えるのは一回辞めましょう。ウィキペディアでは「謝罪」は「自らの非を認め、相手に許しを請う行為である」とあります。ミスを認め、心から詫びることが大切です。
「謝り力」でピンチがチャンスはその通り
クレーム対応が一例です。クレーム対応をしっかり行ったことで、相手の信頼を得ることができ、継続的な取引に繋がった、ピンチがチャンスになったということです。正しく謝罪をすることで信頼関係を築いていくことになります。ピンチは視点を変えるとチャンスになると言いますが、謝り力がある人はものの見方・捉え方に対する視点が広いとも言えるでしょう。
謝ることは非を認めることではない
謝りたくないという理由の一つに、自分が直接悪くないことに対して「非を認めたくない」という気持ちがあると思います。私はそうでした。例えば、テレビCMを見た視聴者から「不快だ」とクレームがあった場合、CMの内容について非を認めるのではなく、不快にさせてしまったことについて謝るのです。謝ることと、非を認めることは別物だと考えることで、素直に謝ることができるようになります。相手に丁寧に対応することでお客さんがファンになってくれることもあります。
私の元上司は謝る時の潔さもあったのですが、今思えば、「言い訳なく潔く謝る」って、誰でもできることではないと改めて思いました。迅速な対応は相手へ好印象を与えますし、安心感にも繋がります。仕事がトラブル続きだなという方は、ぜひ「謝り力」を試してみてはいかがでしょうか。
「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。
ひろこママ(ホワイトver)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろこ」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。
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