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学ぶって楽しい!50代からの「セルフ生涯教育」のすすめ
こんにちは!プログラミング教室スモールトレイン代表の福井です。
皆さん、「生涯教育」についてはご存知だと思います。ただ「生涯教育」と聞くと、どこか習う場所に行って勉強するというイメージが強くないでしょうか。そのためすでに現役を引退した人が通っているようなイメージがあると思います。
しかし働きながらでも勉強することは可能です。そうした勉強のことを、ここでは「セルフ生涯教育」と呼んでいます。そこで、50代でも学ぶ意味と「セルフ生涯教育」の学び方について紹介します。この記事を読んで、ぜひ自ら学ぶ楽しさを実感してください。
50代でも学ぶことは必要!
今の時代、50代でも学ぶことが必要になってきています。その理由は、おもに以下の2つです。
1.社会の変化が激しいために、50代であってもその変化についていくために学習しなければいけない
2.現役の時代が伸びるため、まだ働き続ける可能性が高い
1つ目の社会の変化が激しいというのは、AIが登場したことによって、将来、仕事そのものが大きく変わると考えられています。そうした変化についていかなければ、50代であっても早期退職を促される可能性は十分考えられます。この変化についていくためにも、学び続けることはとても重要になってくるわけです。
2つ目の現役時代が伸びるというのは、今現在、80歳まで現役という話も出てきています。80歳まで働くと考えられれば、学んでいく必要性がありますよね。そのため今までと違い、引退した人が生涯学習として学ぶのではなく、現役の人たちが自分で勉強を続けることが必要になってくるのではないでしょうか。そこで自分で勉強する「セルフ生涯教育」がとても重要になってくるのです。
「セルフ生涯教育」の具体的な方法は?
「セルフ生涯教育」は、自分で学習を続けるということです。そのため自分で勉強し続ける方法を知る必要があります。そこでここでは、具体的にどのように学習をしていけばよいか4つのポイントを紹介します。
1. 本屋や図書館に定期的に行きましょう
勉強と言えば本で勉強するのが一般的ですよね。本を読んで勉強すると考えると、本屋や図書館に行くと思います。ただ本屋や図書館に1回行って終わりではダメです。本屋や図書館には本を買う予定がなくても通ってみましょう。
長く仕事をしてくると、どうしても興味の幅は狭くなってきます。しかし図書館や本屋に行くとさまざまな分野の本が並んでいます。今まであまり手に取ったことのないような本もそこにはあるわけです。
図書館や本屋へ定期的に通っていれば、そうした今まであまり興味のなかったような本も読むきっかけになります。その読書は結果として学びを深めることにつながります。
2. 雑誌の定期購読をしましょう
社会で注目されている内容について簡単に知るためには、雑誌の定期購読がオススメです。最近では、雑誌読み放題のアプリもたくさんあります。どこのアプリでもよいので、1つ入会しておけば、ほとんどの雑誌は読めます。
実際に使ってみると、社会で注目されていることや、最先端の技術などの中身が簡単にわかるようになります。私も雑誌読み放題のアプリを使っていますが、移動時間等で今どのようなことが議論されているのか簡単にわかり、とても便利です。
そこでさらに勉強したいと思えば、本を購入するという方法がよいです。また日経ビジネスは雑誌読み放題アプリにはありませんので、定期購読をオススメします。いろいろな雑誌と読み比べた結果ですが、やはり日経ビジネスはおもしろい特集が多いと思います。
3. SNSで情報収集しましょう
TwitterをはじめSNSでは、さまざまな人が参加しており、有益な情報を流してくれています。中には間違っている情報もありますが、そうした情報の中から取捨選択をして、どのようなことに注目が集まっているのか情報を集めるようにしましょう。
情報収集のツールとしては、今のところTwitterが有効だと思います。ニュースの配信などもTwitterでされていますので、そうしたニュースを読むというだけでも有効でしょう。
4. .講演会や勉強会に参加してみましょう
土日には講演会や勉強会が開かれていることが多いです。とくにビジネス関係のものは、参加すると有益なものがたくさんあります。本を出版されている方は講演会をしている方も多いので、注目する書籍があれば、その著者の講演会に行くのもよいでしょう。
また雑誌を購読するとわかりますが、その出版社主催で勉強会が開かれることもあります。そのような勉強会に参加してみるのもよいでしょう。これから勉強するきっかけになると思います。
「セルフ生涯教育」で働きながら楽しく学びましょう!
社会が大きく変化し、今後、長く働く必要性が出てくるのは間違いありません。そうした社会に生きているわけですから、学ぶことが必要なのは間違いありません。
学ぶのは何歳になっても楽しいものです。学びは現在の仕事と結びつかないものもあるかもしれませんが、その学びが人生を豊かにしたり、今後の別の仕事につながったりする可能性もあります。学ぶということが大変だと思わずに、ぜひ楽しみながら学んでください。
福井俊保
大学院で研究するかたわら、中学受験の指導を始める。指導歴は約20年。
現在はプログラミング教室スモールトレインで代表として、プログラミングの指導と中学受験の指導をしている。著書に『AI時代に幸せになる子のすごいプログラミング教育』(自由国民社)がある。