2019
06/24

個人事業主や副業・複業で活かせるお役立ちクラウドサービス【コミュニケーション編】


インターネットが普及したことで高速通信が可能になり、さまざまなクラウドサービスが登場しています。今回は、副業・複業、兼業、個人事業主、フリーランスの方にお勧めの便利なコミュニケーションサービスについてご紹介していきたいと思います。

クラウドサービスとは?

雲の絵の中にどこでもドアのようなドアが描かれている絵

クラウドサービスとは、これまで利用者のパソコンで保有・管理して利用していたデータやソフトウェアを、ネットワークに接続されたコンピュータサーバーを通じて利用できるサービスのことです。

インターネットを通じて必要なサービスを受けられるので、自分でシステムを構築する手間や時間が省けると共に、自分のスマホやパソコンからアクセスが可能になることで、業務の効率化やコスト削減ができるというメリットがあります。また、必要に応じて、複数のクラウドサービスを利用できるのもメリットのひとつです。

今回は、コミュニケーションに最適なクラウドサービスをご紹介します。

タスク管理が便利なチャットワーク

新しいコミュニケーションツールとしてビジネスチャットが流行していますが、国産のビジネスチャットの中で最もよく使われているのが、chatwork(チャットワーク)です。他のチャットツールと違い、「いつまでに・誰が・何をしなくてはいけない」というタスクを作成できるので、予定を相互で共有できるのが特徴です。

また、社内間でしかグループを登録できないビジネスチャットが多い中、chatworkは社外の人ともグループ登録ができます。個人事業主やフリーランスの方にとっては、とても便利な機能ではないでしょうか。

chatworkは、クラウドサービスなので、送信相手がオフラインだったとしても送信ができます。送信したメッセージを「編集」することもできるので、うっかり間違った内容を送ってしまっても心配いりません。LINEのように相手に既読マークがつかない点もビジネス向きだと言えるでしょう。

やりとりが増えると過去のやり取りを探すのが大変ですが、検索フレーズを全てのチャット履歴から横断検索できる優れものです。

見やすさを求めるならslack

クラウド上のコミュニケーションサービスとしてチャットワークと並んで有名なのがslack(スラック)です。シンプルなユーザーインターフェースで、全てのOSおよびスマホやパソコンなどのデバイスにも対応しているので、どの機器を使ってもデザインが崩れることなく見れると好評です。
画像を共有する時には、サムネイル(画像を縮小して表示)で一覧表示されるので、見た目にも分かりやすい仕様になっています。

slackでは、「チャンネル」がやり取りの場になります。「チャンネル」は、オフィス、プロジェクト、チームごとに作成でき、メンバーは必要に応じて出入りできます。

チャット機能だけでなく、多くの外部サービスと連携しているというのがslackの特徴です。ゲストアカウントや共有チャンネルを使って、取引先や社外パートナー、顧客とのやり取りが、slack内で自由自在におこなえます。さらに、Googleカレンダーとも連携しているので、スケジュールに合わせて適宜slackに連絡が来るようにすることも可能です。Snippet機能というプログラミング言語を共有する機能もついているので、エンジニアの方にもお勧めのツールです。

さらに、slackの面白いところは、チャットルームなどのカスタマイズ度の高さです。簡単に背景の色やデザインを変えることができ、絵文字も豊富で自作もできます。一見、ビズネスには必要ないのでは?と思いがちですが、ちょっとした遊び心は人間関係を円滑にし、ビジネスもスムーズに進むという好循環を生みます。

ミドル・シニア世代の方の中には、社内の連絡手段は電話やEメールだけという方もいらっしゃると思います。正しい情報をスピーディーにやり取りすることは、ビジネス上でも大きな効果を生みだします。
不要な労力やストレス要因を減らし、円滑なコミュニケーションを実現するためにも、頻繁に行われる社内外でのやり取りには、今回ご紹介したコミュニケーションサービスを利用して、是非業務の効率化を図ってみてはいかがでしょうか。

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