2021
03/31

副業で家庭教師をするのに向いている人はどんな人?メリットやデメリットは?


副業にはさまざまな仕事が考えられますが、そのひとつに家庭教師があります。家庭教師は時間も調整しやすいですし、時給も高いですから魅力的な副業のひとつです。しかし誰でも家庭教師ができるわけではありません。

副業で家庭教師をする際にはメリットもありますが、デメリットもあるのです。そこでこの記事では、副業に向いている人だけでなく、副業で家庭教師をする際のメリットとデメリットについても説明します。

副業で家庭教師をするのに向いている人は?

副業で家庭教師をやるのに向いている人はどのような人でしょうか。ここでは3つのポイントについて説明します。

1.教えた経験がある人

家庭教師は生徒に勉強を教えなければなりません。そのため勉強を教えた経験がなければ、そもそも難しいでしょう。また勉強を教えたことがあると言っても、小学生と高校生ではまったく違います。どの年代の生徒に教えたことがあるのかを明確する必要があるでしょう。

2.夜、時間が取れる人

家庭教師は生徒が家にいる時間に働くわけですから、基本的には夜の時間の仕事です。そのため夜働ける人でないと、家庭教師はできません。

3.コミュニケーションを取るのが得意な人

家庭教師は生徒の家庭に行って勉強を教えるわけですから、保護者とのやり取りも必要になります。塾であれば間に事務の方が入ってくれますが、家庭教師はすべて自分でやらなければなりません。

もちろん家庭教師でも、間に派遣会社が入る場合がありますが、それでも保護者とのやり取りは発生します。ある程度コミュニケーションをとるのが得意な人でないと難しいでしょう。

副業で家庭教師をするメリットは?

では副業で家庭教師をするメリットはどのようなものがあるでしょうか。ここでは3つのポイントについて説明します。

1.時間の融通が利く

家庭教師の場合、保護者や本人と交渉すれば時間の都合はつけやすいです。用事があるときは別の日に変更することも比較的容易です。そのため相手とのコミュニケーションがしっかり取れていれば、副業しやすいというメリットがあります。

2.時給が高い

家庭教師は時給が高いのが一般的です。そのため短時間でお金を稼げます。また実績があれば時給も上がっていきます。時間があまりなく副業で稼ぎたいという人には、おすすめな仕事でしょう。

3.生徒の役に立てる

家庭教師は生徒の成績を上げるために働くわけですから、生徒の役に立てます。さらにお金をもらいながら感謝される仕事です。成績が上がるとやりがいも出てきて、面白くなるというメリットがあります。

副業で家庭教師をするデメリットは?

副業で家庭教師をするにはデメリットもあります。ここでは3つのデメリットを紹介します。

1.学力について責任が生じる

家庭教師は学力を上げることが目的なわけですから、学力を上げる責任があります。もし学力が上がらなければ、その責任をとらなければならないことも出てきます。そうしたプレッシャーはデメリットのひとつでしょう。

2.保護者とのやり取りがある

家庭教師は自宅に行くわけですから、保護者とのやり取りが発生します。そのためコミュニケーションが苦手な人にとっては、かなり大変です。保護者からいろいろな要望もあるでしょう。そうした要望にも応えなければならないわけです。

3.自宅に行く必要がある

家庭教師は自宅に行かなければなりません。家庭によっては自分の自宅から遠い場合もありますし、複数掛け持ちしていると移動も大変です。移動時間もデメリットのひとつです。

成績が上がるように頑張ろう!

家庭教師にはメリットもデメリットもありますが、生徒の成績を上げたいと思える人にはとても楽しい仕事です。副業でも行いやすい仕事ですので、興味がある人はぜひ一度挑戦してみてください。

 

福井俊保

プログラミング教室スモールトレイン代表

大学院で研究するかたわら、中学受験の指導を始める。指導歴は約20年。

現在はプログラミング教室スモールトレインで代表として、プログラミングの指導と中学受験の指導をしている。著書に『AI時代に幸せになる子のすごいプログラミング教育』(自由国民社)がある。


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