働き方の多様化や個を大切にする…
定年後も自分らしく働き続けられるために、今から磨く3つの力
定年の廃止や延長、シニア起業など。人生100年時代の到来といわれるこれからは、現在定年とされている年齢を過ぎた後も様々な形で働き続ける人が多いでしょう。今回は、定年後も自分らしく働き続けるために今からしておきたいことをご紹介します。
まずはここを押さえたい!今から磨く3つの力
1. 体力
仕事に限らず、人生を楽しむためにはやはり体力が必要。たとえ目の前にチャンスがあって、モチベーションが高まっていたとしても、体力がなければチャレンジできませんし、長続きもしません。
でも、体力をつけようと普段運動習慣がない人がいきなり運動するといっても、なかなか難しいもの。
「20代や30代の頃と同じような食生活をしていませんか?」
「駅でエスカレーターばかり使っていませんか?」
「電車やバスで空いている席に座ろうと、突進していませんか?」
まずは日常から振り返ってみましょう。毎日の積み重ねで身体が変わっていくはずですよ!
2. 人脈
会社以外の友人や知人と聞かれて、家族しか思い浮かばない人はたくさんいるでしょう。決して悪いことではないのですが、定年後に自らの人間関係の狭さを実感することが多いです。
自分ではそのつもりはなくても、あなたの会社名や肩書きで今まで付き合っていた人もいるかもしれません。そのような人たちは、あなたが会社や肩書きから離れれば、それまで通り付き合いを続けるとはあまり期待できないでしょう。
まずは趣味のサークルやボランティア活動、プロボノなどに参加してみてはいかがでしょうか。会社名や肩書きとは関係ない人間関係が構築できると同時に、新たなものの見方や気づきを得られるかもしれません。そこからアイデアがうまれることだって、あるのです。
3. 実績
定年後は自分の好きなことを仕事にしたいと思っている人も多いでしょう。そのために必要なのが実績づくり。なんの実績もない状態から、お客様や協力者を探すのは難しいからです。今とは全く異なる分野へのチャレンジを考えている場合は特にそうでしょう。
ジャンルにもよりますが、認知のために今からブログを始めたり、副業で実績を作りながら、ビジネスセンスを磨いていったりする方法があります。
考えるだけでなく、行動を
多くの50代は、きっともう定年後の生活について考えていることでしょう。でも、理想の働き方を実現するためには、今から準備が必要なのです。今回ご紹介した「体力」「人脈」「実績」は、一朝一夕に作ることはできないもの。スタートが早すぎるということはありません。定年後を見据えてぜひ今日から行動に移してみてはいかがでしょうか。