2019
09/24

【50代からの印象管理】ミドルエイジ特有の見た目のお悩みを解決する「清潔感」の作り方


元陸上自衛官で複業実践中のブランディングトレーナー大久保美帆です。
前回、「見た目がものを言うこれからのキャリア構築」というお題で、「印象管理」という観点から、50代からのキャリア構築には「見た目」も大事だとういうことを提案しました。

前回の記事はこちら>>

キャリア構築に見た目がものを言うなんて、なんのこっちゃ?と疑問に思う方がいるかもわかりませんが、客観的かつシビアなデータを見つけたのでご紹介していきます。

第一印象で重要視される「清潔感」

 

今回は、見た目のなかでも「清潔感」にフォーカスしてまいりたいのですが、なぜ清潔感が重要なのかがわかる、大手スーツメーカー「THE SUITS COMPANY」が実施したアンケート調査を見てみましょう。

「30歳代~50歳代の社会人」206名を対象に『ビジネスにおける社会人の第一印象に関するアンケート調査』を実施しました。(中略)「第一印象で何を判断しますか?」と聞いてみた所、「礼儀」(74.8%)や「清潔感」(70.4%)と回答される方が多く、次いで、「常識の有無」(64.1%)という結果でした。

引用元:PR TIMES

第一印象では、「礼儀」の次に「清潔感」が多く回答されています。50代のミドルシニアは「礼儀」は問題ないでしょう。では、「清潔感」は?

清潔感があるのかないのか、採用担当者が判断するのはどこ?

では、どこにマイナス印象を持たれてしまうのかを見てみましょう。

面接の際、見た目のマイナスポイントとしては、「金髪・茶髪」(76.4%)、「派手なアクセサリー」(71.4%)が上位にあがっています。さらには「スーツのシワ・汚れ(62.3%)、「臭い(体臭)」(61.8%)と続きます。

引用:PR TIMES

いかがでしょうか。たとえどんなに素晴らしい経歴やスキルを持っていたとしても、第一印象でマイナスポイントが加算されるなんてもったいなさすぎる話です。

相手があなたに関心を寄せて、あなたの話を前のめりになって聴いてもらうには、上記のアンケートで上位に上がっている「清潔感」をキープする行動を今すぐに起こすことが必要なのです。

清潔感がないのはリスク

この「清潔感」の厄介なところは、本人が考える「清潔」と他者が考える「清潔」の概念が必ずしも一致しないことです。
体臭を例にとって言うと、毎日入浴する人がいれば、2日に1回の入浴の人もいるでしょうし、何日か同じYシャツを着続ける人もいるでしょう。本人は自分の臭いに気づきにくいかもしれませんが、他人はそうはいきません。

清潔感がないというのは、生活がだらしない・自己管理ができていない=仕事ができそうにない印象を与えます。(たとえ仕事がデキるとしても、初見でそこを理解してもらうのは難しいです)

特に、臭いを消すための消臭グッズや香り付きの洗濯柔軟剤が世にあふれるこのご時世、やはり臭いに敏感な人が多数を占めるのです。

お風呂がない状況下でのサバイバル防臭対策(参考)

ちなみに、元陸上自衛官の私も、訓練中の体臭には大変悩まされた経験がありますので、そこでしていた対策をご紹介します。

山にこもって訓練をする部隊は、訓練期間中に入浴する機会がほとんどありません。昼夜問わず長袖長ズボンの戦闘服を身につけ、通気性の悪い皮製ブーツを履いて地べたを這うこともあるので、全身が汗や土汚れでギトギトです(当然そこにいる隊員全員が同じ状況なので、それほど深刻な悩みにはなりませんでしたが笑)。
自衛官の職業病のひとつにブーツを履きっぱなしによる蒸れが原因の「水虫」が上がるのは有名な話です。

そんな、もはや熊かライオンのような猛獣の香りが漂う宿営地で私が実際にしていた対策は、汗拭きシートやウェットシートなどを持参して、休憩時間や就寝時に使用して少しでも臭わないように工夫していました。体臭を気にせずにいることで、他の隊員と近い距離でコミュニケーションを取る際に自分自身がストレスを感じずに済みました。

加えて戦闘服の下に着るTシャツもできる範囲で着替えられるよう準備していたので、夏場など汗をかきやすい季節は、コンパクトになる替えの下着をカバンに入れておいたり、オフィスにYシャツを用意しておくと安心です。

 

 

清潔感とニオイ対策

ニオイ=体臭(加齢臭)が気になるミドルシニア世代。汗で臭うのはなぜかというと・・・

発汗による体臭が発生する原因
汗をかくと不快に感じる要素のひとつが、ニオイ。ところが、エクリン腺から出る汗にはニオイの原因となる物質はほとんど含まれていません。汗が皮膚の表面でアカや皮脂などと混じり合ったところで、これを細菌が分解することでニオイ物質が発生し、臭くなるのです。

引用:汗ケアサイエンス

上記のことから、汗をかいたあとにできるだけ早く汗を拭いたり、着替えをしたりすることは理にかなっているのです。

スーツやYシャツの防臭対策

自衛官にはスーツタイプの制服もあります。スーツを着用するときは、シワひとつないようにキッチリとアイロンをかけるよう躾されるのが自衛官ですから、仕事が終わると翌日に備えて再びアイロンをかけるのが習慣でした。

上官が厳しくチェックするのはシワひとつ無いようにアイロンがかかっているかです。重要な商談や採用面接などの際にも、ピシッとしたスーツを着用していれば「清潔感」を醸し出せ、信頼につながります。
ここで、陸自時代の私が実際にしていた、スーツとYシャツの防臭対策をご紹介します。

①Yシャツは毎日洗濯したものを着用する
②Yシャツの脇の部分に汗を吸い取るシートを貼る
③ジャケットにアイロンのスチームをあて、翌朝までハンガーにかけて室内で干す

①は、汗による細菌の繁殖やそれに伴う臭いを物理的に無くしてしまうためです。
②は、大量の汗をかきやすい脇の部分をシートで保護し、Yシャツが直接汗を吸い取らないようにするためです。同時に、結構目立つ脇の下の汗染みも防ぐことができます。

特に皆さんにぜひ真似してほしいのが、③です。
隊員に支給されるジャケットは春夏と秋冬で各1着ずつのため、クリーニングに出すこともできず、すぐに汗臭くなってしまいます。ビジネススーツも頻繁にクリーニングには出しませんよね。

それが、高温の蒸気を当てることで菌の繁殖を防ぎ、且つジャケットのシワも伸びるという一石二鳥なテクニックです。プラス、制汗剤を身体のワキの下に塗ることで発汗を抑えたり、防臭効果も得ることができます。

 

 

50代が今日からミドル臭対策をする理由

特に初対面となる面談の場では、先のアンケート結果にあるように臭いがマイナスイメージを相手に与えるため、何よりも真っ先に対策をしてほしい項目です。

マイナスイメージが少なければ少ないほど、相手は余計なことを考えず、あなたの話に集中することができます。また、相手に清潔感=自己管理ができる人=仕事もできそうなイメージを与えることができます。

ミドル臭対策は、身近なところで手にはいるアイテムを駆使し、かいた汗を放置せずに拭き取ってしまうことで解決が可能です。同時に、顔にかいた汗もこまめに拭く事で、余分な皮脂を抑えることもでき、表情も爽やかな印象になります。

まずはこれらをクリアして、次のステップにスムーズに進んでいきましょう。
次回は複業先を選定し、その職種に必要な印象管理を行う前に必要なプロセス「自分の特性を知る」ワークに入っていきます。

 

大久保美帆

大久保美帆
ブランディングトレーナー(フリー)ウェブサイト

看護師、陸上自衛隊政府要人医療支援チームを経てフリーランスに。法人社員や病院スタッフ向け印象管理・接遇研修のプログラム構築と講演や人事のお悩み相談を行うかたわら、プロバレーボールチーム『ヴィクトリーナ姫路』でブランドマネジメントや選手の自己表現方法〜セカンドキャリアを見据えた研修を行っている。(お問い合わせ

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