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2019
08/13

50代の幸せになるお金の法則|老後資金が足りないかも?と思ったときに50歳からできること


これからのキャリアを考えている50代の方々にとって、老後資金のことは避けて通れない問題です。安心して暮らしていける家計の仕組みづくりを得意とするファイナンシャルプランナーの氏家祥美さんに「50代の幸せになるお金の法則」と題して老後資金について教えてもらいます。

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50代の幸せになるお金の法則|老後資金って、ほんとはいくら必要なの?

 

自分の人生を謳歌した20代、家族を守り育てる喜びを知った30代、住宅ローンや教育費の支払いを次々と乗り越えていく40代、……。はたと気がつくともう50歳、家族のため、目の前の課題をクリアすることに一生懸命で、老後資金の準備なんてまったくしてこなかったという人も多いのではないでしょうか。

お子さんのいないご夫婦やシングルの方は、40歳を過ぎた頃から老後のための備えを始めることが多いのですが、子育て中の40代は、お子さんにお金がかかる時期。その分、老後資金準備が遅くなる傾向があります。

50歳になって「老後資金が足りない」と思ったら、何から手をつければいいのでしょうか?3つの段階に分けて考えていきましょう。

(1) 公的年金と退職金を確認する

老後に受け取れる公的年金額を確認します。50歳以上の方はねんきん定期便を見てください。50歳未満の方は、前回ご紹介した「ねんきんネット」で確認を。現在会社にお勤めで退職金が期待できる人は、その概算額を会社に聞いてみましょう。

(2) 自分の生活費を確認する

家計簿アプリなどを利用して、家計簿をつけてみましょう。改めて支出を記録してみると、家計の規模が大きくなっていることにびっくりするかもしれません。使いすぎている費目を見つけて、そこだけ意識的に減らしてみましょう。

この世代の場合、毎月出ていく固定費の中では、通信費や保険料が大きくなりがちです。ここを見直すだけでも、毎月の出費が抑えられます。住宅ローン金利をここ数年見直していない人は、ローンを借り換えるか、繰り上げ返済すると、無駄な金利を払わなくてすむ分、老後資金を増やせるでしょう。自分でやるのが難しければ中立な立場のFPに相談を。プロのアドバイスが1回1時間1万円程度で受けられ、家計の改善ができます。

家計が見直せたら、貯まる仕組みを作ります。月々2万円の見直しなら年間24万円、4年間で100万円が貯まります。月々3万円の見直しなら3年で100万円が貯められますよ。

(3)長く働く準備をする

それでも厳しそうなら、「老後」自体を遅くしてしまいましょう。60歳でリタイアせずに、65歳、70歳、75歳と長く働いて収入を得る期間を長くできれば、老後資金不足を克服できます。
いまの会社に定年延長や継続雇用の制度があるか確認しましょう。また、新たな気持ちで70歳、75歳まで働き続けるために、いまから新たな準備をはじめてみるのもいいでしょう。50歳のいまから始めれば、あと20年、25年ありますから、キャリアとしてももう一花咲かせられそうですね。

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氏家祥美
ハートマネー代表

旅と料理と自由を愛するファイナンシャルプランナー。日々お金のことを考えなくても安心して暮らしていける家計の仕組みづくりを得意とする。共働き家計の貯める仕組みづくりのほか、大学でキャリア支援者向けにお金の講義を行うなど、転職、起業、退職時のマネーアドバイスにも精通している。
対面での家計見直し相談(東京都大田区)のほか、ZoomやSkypeを使ったオンライン相談も実施中。(https://www.heart-money.net/