2019
02/25

本業の不満は副業で解決できる! ~その③楽しさ~


5回に渡ってお届けしている本シリーズ、第3回目は、初回の「達成感」とも深く関係していますが、副業(複業、兼業)の「楽しさ」についてです。

「その①達成感」についてはこちら。
「その②収入アップ」についてはこちら。

パソコンの前でシニア世代が微笑んでいる

そもそも仕事は楽しいもの?

ミドル・シニアの方も含めてビジネスに関わる人は多くの時間を仕事に費やしています。楽しくやりがいをもって働けることを望んで今の会社を選び、仕事をしているはずですが、実際は異なることも多いでしょう。

では、仕事が楽しいと感じるのはどのような時でしょうか? 自分の仕事が上司や同僚、取引先、家族など、他の人から認められた時や、会社で提供しているサービスを受けたお客様に喜ばれた時などが考えられます。他には、掲げた目標を達成した時などもやりがいや楽しさを感じるものです。

会社とは本来、自己実現できる場であったはず

ここで改めて、「会社で働く」ことについて考えてみましょう。会社を「自分ひとりの力では成し遂げることができない物事を、多くの人や資金力を使って実現できる場」と捉えると、自分がやりたいことを実現するために会社が存在するとも考えることができます。

すると仕事は、上司の命令を受けて仕方なく行うものではなく、自分のやりたいことにつながるためというモチベーションを持って楽しく取り組めるものです。ということは、会社とは本来やりたいことを実現するための場だったはずなのです。

しかし、会社でやりたいことを実現するのが難しそうな場合や、今以上に自分のスキル、人脈、キャリアなどを模索したい欲求があるとすれば、それらを副業に求めて挑戦するという選択も考えられます。

副業の自由を楽しもう!

副業は自分が主体です。いつどこで、何をやろうと自由なのです。副業選びに悩む時は、収入の多さではなく自分が楽しめる、興味関心がある内容を基準にすることをお勧めします。

また、独りではなく気の合う仲間と始めることも楽しむためのポイントです。副業仲間がいれば、情報交換ができますし、良い意味でライバルとして切磋琢磨することも可能です。

自由だからこそ注意したいこと

ただし、副業を始める際は本業の就業規則に違反しないかを事前に確認する必要があります。過重労働で体調を崩したり、本業を疎かにしないためには、時間やスケジュール管理を徹底することも必要です。

また、昨今の副業ブームに乗って悪質な業者も増えているので、甘い言葉にも気を付けましょう。

同じ会社や業界に長くいるとマンネリ化しがちです。ミドル、シニアの方にとって副業は、視野を広げ、発想を豊かにしてくれます。人生を楽しむ1つの方法とも言えるでしょう。

次回は副業における「スキルアップ」についてです。


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