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2019
02/24

本業の不満は副業で解決できる! ~その②収入アップ~


5回に渡りお届けしている「本業の不満は副業で解決できる!」シリーズ、第2回目は誰もが気になる「収入」についてです。前回はこちら。

副業でも本業同様、いきなり大きな収入アップは望めませんが、副業ならやりたいこと優先させて楽しみながら、自分に合った方法でお金を稼ぐことができます。

積み木を重ねる

副業収入の平均は月3~4万円

Career50のブログでも既にお伝えしていますが、副業で大きく稼ぐというのは現実的ではありません。ネット上には本業以上の収入を得ている話や情報があふれていますが、実際はほんの一握り。誰もが実現できるものではありません。

副業に関するさまざまな調査結果を見ると、副業収入の平均は月3~4万円程度。時給1,000円のアルバイトなら、月に8日4~5時間働いて得られる金額と同じです。本業があり副業に使える時間は限られているため、この程度が現実的だと考えるのが堅実です。

副業収入と昇給額を比較してみる

多くの企業では毎年4月に給与改定が行われます。この時の昇給額と副業収入を比較してみましょう。

経済産業省「平成29年度賃上げの傾向」グラフ

出典:経済産業省「平成29年度賃上げの傾向(広報資料に基づく分析)」

上の経済産業省の資料によると、2017年度の昇給率は従業員300人未満の中小企業で1.99%。一方、大企業がメインの経団連加盟企業の昇給率は2.3%であり、平均すると日本企業全体の2017年度の昇給率は約2%と言えるでしょう。

給与明細の項目にもよりますが、ざっと計算すると月収40万円の場合、昇給率2%なら月8,000円の増額。本業で月3万円も収入アップさせることは、昇給率に換算すると7.5%になり、とてもハードルが高いことがわかります。

副業収入を生活費として当てにしない

副業の「副」という漢字には「サブ」、「ついで」、「補佐」といった意味があります。本業は日々の生活維持のためと割り切って考えるとすれば、副業はやりたいことを楽しみながら収入を得られる「ご褒美」と捉えることもできます。

ミドル・シニアの方は、副業で高い収入目標は掲げるというよりも、現実的な金額を目標にすることで副業を成功させると考えた方が現実的でしょう。最初のうちは副業の収入がゼロであっても、生活は本業の収入で維持できるため気持ちも楽になり、前向きに取り組めます。

ネットにあるさまざまな情報に惑わされず、自分が何をやりたいかを優先させて副業(複業、兼業)を始めれば、費やした時間も含めて全てが自分の肥やしとなり人生が充実するでしょう。

次回は副業の「楽しさ」についてです。