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2018
12/15

ソニー女性社員が地方のカワイイをプロデュース~本当にあった副業のハナシ(4)~


副業・兼業に取り組む方の事例紹介、今回は大学時代に起業した会社を経営しつつ、ソニー株式会社で働く正能茉優氏。正能氏は大学でデザイン思考、オーラルヒストリーを学びながら、学生秘書、恋愛ゲームのシナリオライターとして活動していました。

キャリア50-110

2013年、在学中に起こした株式会社ハピキラFactoryは地方にある魅力的な商材をかわいさにフィーチャーしてプロデュース。女性が地方に興味を持つきっかけを作るための活動をしています。

仕事で上手くいくことだけが人生の成功じゃない!
自分の世代は「仕事」だけに時間を割いて成功しても、それで人生OKということにはならない、が正能氏の持論。仕事、趣味、友人、家族、恋愛……どれもバランスよくこなしていきたいという思いから副業を続けているそうです。

正能氏は大学卒業後に大手広告代理店に入社してから、より副業に適した環境を求めて2016年にソニーへ転職しました。現在の所属先は人事センターで、さまざまなクリエイター職が就業規則から外れた働き方ができる部署。副業関連でのSNS炎上対策まで、多様な働き方について支援が受けられるのだそうです。企業としては管理コストも大きいでしょうが、日本の働き方を変えたいという趣旨の取り組みでしょう。

本業があるから、長期的な視野を持てる
本業で安定した収入があれば、副業では目先の利益を追う必要がなくなります。本当にやりたいことにじっくり取り組めるというわけです。更に、企業勤めをしていることは得意先からの信用に繋がることもあるそう。また、世の中を動かしていくには多様な仕事を通して得られる多様な仲間が必要、と正能氏は語ります。

逆に大変な点としては、やはりスケジュール管理の厳しさがあるようです。プロジェクト進行が遅れたり、プライベートの時間が取れなくなったりということも。また、本業と副業の業態によっては競合が不可避なケースもあります。そして欠かせないのは、本業の経営層、上司、同僚のそれぞれから理解を得る努力。真の納得を得られるロジックが必要だとのことです。

正能氏は、国が進める働き方改革のためには、兼業・副業を特別なことにしておいてはならないと述べています。今後自由な働き方を広めていくために、一部の能力がある人だけではなく、兼業・副業に関心がある人みんなが想いの実現に向かって進めるような幅広いフォロー体制が必要とされているのではないでしょうか。