2022
01/17

専業主婦卒業は“職種選び”が鍵! 50代女性の仕事復帰のイロハとおすすめ業種3選


ジャンプする女性 専業主婦の仕事復帰

専業主婦である期間が長いほど、仕事復帰に対する不安も大きくなるもの。最初の一歩を踏み出すには勇気が必要ですが、先行き不透明なこのご時世では、早い段階で収入源を確保することが安心につながります。

そこで今回は、専業主婦を卒業したい50代女性におすすめの仕事をまとめました。仕事探しで失敗しないためのポイントや、在宅でできる仕事はあるのかなどにも触れているので、重要ポイントを押さえておきましょう。

50代女性が専業主婦を早く卒業したほうが良い理由

専業主婦のなかには、「まだ収入には困っていないし……」という理由で仕事探しを先延ばしする方も少なくありません。ですがこれから先、親の介護が始まったり、自分または配偶者が病気になったりなど、予想外の出費に苦労する可能性もあります。

また、「いつでも仕事は見つかる」と思っていても、職歴にブランクがある専業主婦が40~50代で条件の良い仕事を見つけるのはかなり難しいもの。特別なキャリアのある人材でもない限り、若者と比べて選べる仕事は少ないと考えるべきでしょう。

上記のことから、歳を重ねれば重ねるほど仕事探しは難しくなることがわかるはず。少しでも専業主婦を卒業したい気持ちがあるならば、早め早めの行動が不可欠だと言えます。

50代専業主婦が仕事探しで意識したい3つのポイント

独身の20~30代であれば何も気にせず好きな仕事に挑戦できるかもしれませんが、すでに家族がいる40~50代は仕事選びにおいて何かと制約があります。

仕事を決めた後に「こんなはずじゃなかった……」と後悔しないためにも、就活の際は下記3つのポイントをぜひチェックしてみてください。

1.応募条件やスキルを満たしているか

希望する業種・職種によっては、特定の資格や経験がなければ応募できないケースがあります。未経験の仕事に応募する場合は、自分が条件を満たしているかまずは確認しましょう。

また、求人票に「年齢不問」や「スキル不問」という記載がある仕事のなかには、体力的に厳しい業務も存在します。資格や経験が不問な仕事は採用されやすいですが、本当に自分に耐えられる業務内容なのか検討することも重要です。

2.希望の勤務条件を選べるか

経歴にブランクがある専業主婦にとって、いきなりフルタイムで働くことには不安を感じるかもしれません。そのため面接の際は、時短勤務で働けるのか、残業がどのくらいあるのかなどを確認しておくと安心です。

また、親の介護などで急な休みが必要となる方は、休暇の取りやすさも確認しておきたいところ。勤務時間や通勤距離、休暇の取りやすさなどの勤務条件は妥協せず、譲れないポイントを確実に押さえるようにしましょう。

3.家族の理解を得られる仕事か

仕事を始めることで家庭にどのような影響があるのか、事前に家族としっかりと話し合っておくことも重要です。例えば「夜は家族全員で食事したい」と考えている配偶者がいる場合、夜勤のある仕事は理解を得られないかもしれません。

また、稼ぎすぎて収入が増えたことで配偶者控除の対象から外れてしまい、家計が打撃を受けるリスクも考慮しなければいけません。正社員としてバリバリと働くのか、パート・アルバイトの家計補助として働くのかなど、家族と話し合った内容を踏まえた上で仕事を探しましょう。

50代専業主婦におすすめの業種3選

それでは実際に、ブランクがある50代専業主婦におすすめの仕事とは一体何なのか。こちらでは、特別な経験が求められない仕事をまとめているので、どのような仕事が自分に向いていそうかぜひ考えてみてください。

1.事務職

正社員の事務職として好条件で働きたいのであれば、基本的なパソコンのスキルを学んだり、MOSの資格を取得したりなど、万全の準備をしてから応募するのがポイントです。ですが、正社員にこだわりがないのであれば、データ入力や封入など特別なスキルが不要な仕事を視野に入れるのも良いでしょう。

事務職といっても業務内容は多岐にわたり、さらに正社員や派遣社員、パートタイムなど雇用形態も様々です。そのためまずは自分のスキルや希望する収入を加味しながら、条件の合う仕事を探すところから始めてみるのがおすすめです。

2.接客業

飲食店や小売店の接客業はアルバイトやパートが多いですが、経験を積んで実績を残せば正社員として登用する職場も珍しくありません。特にスーパーなど一部の業種には主婦業と仕事を両立しているスタッフも多いので、採用側からも理解を得られやすいでしょう。

また、接客業というと体力仕事のイメージもありますが、コールセンターなど座ってできる仕事もあるので、どのような仕事があるのかまずは求人をチェックしてみてください。

3.家事代行

家事代行は、専業主婦としての経験を活かせる代表的な仕事です。掃除や洗濯、買い物、料理など、家事にまつわる作業を受けるのが主な業務です。パートタイムやアルバイトがほとんどですが、地域によっては正社員として募集している会社もあります。

「自分の家事スキルで業務に対応できるか不安」という方もいるかもしれませんが、基本的には派遣前に研修を受けられるので心配ありません。

50代専業主婦ができる在宅ワークはある?

専業主婦から在宅ワークが可能かどうかは、正直なところ現在のスキルによります。例えば今までバリバリと専門職として働いてきた方などは、多少ブランクがあっても「そのスキルを弊社で活かしてほしい」と企業側に考えてもらえる可能性もゼロではありません。

ですが現実問題、そこまで高いスキルがある人材はめったにいないもの。そのため基本的には、在宅ではなく職場に通うことを基本として仕事を探すべきでしょう。

50代専業主婦の仕事探しでは“プロのサービス”を使おう

仕事にブランクがある専業主婦のなかには、「そもそも何から始めれば良いのかわからない」という方もいるかもしれません。求人を探すコツや履歴書の書き方、面接のポイントなど、多くの要因が重なり合って仕事探しは成功します。

少しでも効率的に仕事を探したいなら、転職エージェントやハローワークなど第三者がサポートしてくれるサービスを活用するのがおすすめ。無料で利用できるサービスがほとんどなので、自分に合った仕事や就活のコツを知るためにも利用してみてはいかがでしょうか。


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