2021
11/24

50代の不安に立ち向かう「セルフメンタルコントロール」~50代からのちょっとワガママな生き方~Vol.78〜


前向き セルフマインドコントロール

「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。

こんにちは。ひろ子ママです。

50代は、責任のある仕事を任せられたり、部下を多く抱えたりとストレスを感じやすい年代だと言います。さらに、リストラや早期退職なども身近に感じる年齢になり、将来に対する不安なども重なりやすい年代です。そこで、不安に立ち向かうための「セルフメンタルコントロール」についてお伝えします。

セルフメンタルコントロールとは

セルフメンタルコントロールとは、言葉そのままの意味で、自分の感情を自分でコントロールしていくことです。「心を強く」鍛えるというよりは、嫌なことがあったら逃げるのではなく、自分で心を安定な状態にコントロールしていくことです。

例えば、同じトラブルに遭遇したAさんとBさんがいたとして、Aさんがいち早く問題を解決していきました。これはAさんが「特別にメンタルが強かった」わけではなく、より早く心を安定した状態に持っていけたからなのです。次にセルフメンタルコントロールの方法をいくつか紹介します。

マイナスのことをプラスに言い換える

まわりの同期の活躍や役職の差をみると、落ち込んで心が疲れていくことがあるかもしれません。マイナスのことに直面した時には、マイナスのまま意識してしまうと不安から抜け出せません。そこで「マイナス」を「プラス」に言い換える訓練をしてみましょう。

・同期が出世した。自分は仕事ができない。

→出世のスピードは人それぞれ。しっかり地に足をつけて仕事に向き合って行こう。

・早期退職に向けての打診があった。やっぱり自分はダメな人間だ。

→大変だけど人生のちょうど真ん中で自分のことを見つめ直すチャンスだ。

マイナスのことに意識が向いてしまうと、どんどん自信が失われていきます。プラスの面を見つけて自信を取り戻していきましょう。普段から、マイナスのことをプラスに言い換える訓練をしておくと、ピンチが訪れた際に対応できますよ。

うまくいった時のことを振り返る

不安を一つ解消したら次の不安がやってくるというように、人生の中で不安がなくなることはないですよね。うまくいかなかったことに対して「なんでうまくいかなかったんだろう」と考えても答えはできません。むしろ、ぐるぐる不安が頭によぎるだけなので、その時には「うまくいった時のこと」を考えてみましょう。

・時間管理をしていた

・チームでの連絡を密にとっていた(チームの雰囲気もよかった)

・常に成功するイメージをしていた

過ぎてしまったことよりも、これからできることにぜひ意識を向けてみてください。私も「あの時、〇〇しておけばよかった」と後悔することもよくありますが、考えても不安が解消されたことはありませんね(笑)。未来に向けて、この先できることを考えた方が、心の不安が少なくなっていきます。スポーツ選手は、心の状態と結果が繋がっていると言いますが、私たちも同じです!

 

「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。

 

ひろ子ママ(ホワイトver.)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。

【こちらもよろしければどうぞ】ひろ子ママ(ブラックver.)
https://www.j-cast.com/kaisha/carrier/hirokomama/

 


仕事を探す
会員登録