転職を考えたとき、人材紹介会社…
50代からの転職に必要なのは自ら売り込む姿勢〜50代からのちょっとワガママな生き方~Vol.69〜
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。
こんにちは。ひろ子ママです。
新卒から勤続25年以上働き続け、「何かやり残している気持ち」を感じている人もいるでしょう。これまで会社で培った経験やスキルを他社でどこまで通用するか挑戦したいと、密かな野望を持っているかもしれません。そこで、50代から転職を考えている人に持っておいた方がいいマインドについてお伝えします。
いい求人があれば転職したいでは、転職できない
転職したいなと考えた時に、「これまで大企業での管理職としての経験もあるし、給料が少し下がってもいいから、いい求人があれば転職したいな」と思っていても転職はできません。50代になると人材紹介会社に登録しても、なかなか声がかからないということもあるのです。それどころか応募しても、応募しても書類選考の時点で通過しないことも。
「書類が通らなかったら、転職できないじゃないのか」という声も聞こえてきそうですが、その通りです。まずは書類を通過させるために、自らを売り込む姿勢が必要になります。
転職において、「自らを売り込む」ってどういうこと?
「〜に挑戦したいです!」というやる気や強い気持ちが通用するのは、20代、せいぜい30代までです。企業が求めているのは「新規事業立ち上げ経験がある人」「大企業でのマネジメント経験がある人」など、企業に足りてない部分や欲しい役割を補ってくれたり、それ以上の働きをしてくれたりする人材です。
その足りてない部分に対して、「自分ならその課題をこう解決できます」と自らのスキルや経験をアピールするのです。大企業で探してみても希望するポジションがなくても、中小企業やベンチャー企業で募集していることもあるので入り口を広げてみるといいでしょう。書類の通過する確率を高めるために、履歴書や職務経歴書の作成は、プロに手伝ってもらうのもおすすめです。
プライドを捨てて、謙虚な姿勢が大切
せっかく優秀な人なのに、面接が通らない人もいます。これまでのキャリアに自信があることは悪いことではありませんが、大企業で管理職として働いていたプライドを捨てきれず、年下の面接官に対して横柄な態度を取ってしまったり、相手の言葉を謙虚に受け止められずムッとした表情に出てしまったりする人もいるのです。相手に与える印象も大事な部分、面接では「仕事への向き合い方」や「部下に対する向き合い方」などの人間性も見られます。
この人が上司になった際に部下となる社員とうまくやっていけるか、会社のカルチャーに合っている人かどうかというのも採用のポイントです。自分自身を売り込む積極的な姿勢と謙虚さを合わせ持った人が、転職成功に一歩近づけそうですね。
「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。
ひろ子ママ(ホワイトver.)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。
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