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聞かれてもいないのにアドバイス。それは教えたがりおじさんへの第一歩かもしれません~50代からのちょっとワガママな生き方~Vol.53~
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。
先日、ボーリング場でのある張り紙が話題になっていました。
「STOP 教え魔」と書かれた張り紙には、全国のボーリング場の悩みランキングの1位として、お客さんが他のお客さんにボーリングのコーチングをする「教え魔」がいることが書かれていました。
これは、ボーリングなどの趣味やスポーツだけに限ったことではなく、仕事や家庭にも当てはまることです。お酒を飲んだらやたら説教じみてしまう上司もいますよね。自分のことかもっと思ったあなたは、教えたがりおじさんかもしれません。
あなたの教えたがりおじさん度をチェックしてみよう
まずは「教えたがりおじさん」になっていないか、次の項目をチェックしてみましょう。教えたがりの本人は、自覚していないことが多いためかなり厄介な存在です。
・誰かに話をしていると気持ちがいい
・仕事において、ある程度の実績と経験がある
・自信がある
・相手の話をあまり聞かない
・自分の考えが正しいと思っている
・アドバイスをすることが好き
・人のために役に立ちたい気持ちが大きい
・話をしていると思わず熱くなってしまう
・好きな、得意なカテゴリーがある
いかがでしたでしょうか。一見、親切心やアドバイス、人のために役に立ちたいという気持ちはプラスのことのように思えますが、相手が「聞きたい」と思っていなければただの「押し付け」です。特に部下に対しても、いつの間にか教えたがりおじさんになっている可能性が高く注意が必要です。
これまで参加していたコミュニティなどの集まりなどに声がかからなくなったり、誘われなくなったりしていたら、まわりから「教えたがりおじさん認定」されている可能性が大きいでしょう。上記の項目に数個当てはまった方は、「教えたがりおじさん」であることをまず自覚することが重要です。
誰もがなりうる「教えたがりおじさん」にならないために
自分で「教えたがり」であることを自覚している人は少ないと思います。「教えたがり」の行為は、悪気はなく自然な行動なので、自ら気をつけなくてはいけません。特に先ほどの項目にあてはまった方は意識してみましょう。
・教える場に参加しない
教えたがりおじさんにならないためには、「教える場」自体に参加しないことが一番です。
・相手に頼まれない限り、教えない
生きている限り、全く「教える場」に参加しないというのは難しいでしょう。そこで、教える立場にならないように、相手から頼まれない限りは、自分から「教える」ことを我慢してみましょう。
・相手に頼まれた時にも、相手の役に立っているか考える
相手から頼まれて「教える」機会もあるでしょう。ただ、自分の話に酔いしれてしまえばそれば「教えたがりおじさん」です。そこで、相手にアドバイスする際にも、「本当に相手のためになっているか」「話すぎていないか」途中で考えてみましょう。
誰もがなりうる「教えたがり」にならないように、謙虚な気持ちを忘れずに過ごしていきましょう。
「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。
ひろこママ(ホワイトver.)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろこ」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。
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