2021
01/01

アクティブシニア必見!定年退職後に地方移住する3つの魅力とは


新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、地方移住の注目度が高まりつつある昨今。

「定年退職後、何をしたらよいのだろう…」とお悩み中のシニアの方は、一念発起して田舎暮らしを始めてみてはいかがでしょうか?

本記事では、シニア世代が定年退職後に地方へ移住する魅力をご紹介していきます。

シニアが地方移住する3つの魅力とは

都市部で働く若者のなかには、田舎暮らしに憧れつつも「会社がテレワークを許可していないから」や「子どもがまだ小さいから」といった理由で断念する方が少なくありません。

そのため地方移住を本気で考えるのであれば、会社をすでに退職し時間的な余裕があるシニア世代が良いタイミングだと言えるでしょう。

ここからは、シニアが地方移住する3つの魅力を紹介するので、セカンドライフの選択肢の1つとしてぜひ参考にしてみてください。

1.健康面にプラスの影響がある

会社を退職すると、通勤の必要がなくなり体力が落ちやすく、さらに家族以外の人と会う機会が減ることで気持ちが沈みやすいため注意が必要です。

このような定年退職後に起こる悪影響を、地方へ移住することで解消できる可能性があります。

海や川が近ければ釣りをするのも良いですし、山が近ければ少し散歩に出かけるだけでも軽い運動になるでしょう。

また、都会と比べて地方は近所づきあいが親密な傾向にあるので、良好な人間関係を築くことができれば孤独感も和らぐはずです。

2.新たなやりがいや趣味が見つかる

今までずっと都会で暮らしてきた方であれば、地方では新たな趣味に打ち込んでみるのも良いでしょう。

特に農園や畑、家庭菜園は、多くのシニア層から注目を集める人気の趣味です。

知識ゼロから農業を始めるのはハードルが高く感じられますが、最近では農園付きの住宅を1年間だけ契約してお試しで始める方も少なくありません。

また、都内に住みながら市民農園と呼ばれる共用の農園に通い、農業の知識をつけてから地方へ拠点を移す方もいます。

地方で急に新しいことを始めるのが不安な方は、まずは1年間だけなど期間を決めてお試しで移住してみるのもおすすめです。

3.生活スタイル次第では少ない出費で済む

地方へ移住すれば、工夫次第では都会より少ない出費で生活することが可能です。

特に家賃は都会と比べて格段に安いことが多く、また過疎地域では地方自治体が住宅を格安価格で提供していることがあります。

さらに食費に関しては、地域の直売所で食材を安く仕入れたり、ご近所の方から譲ってもらえたりすることも珍しくありません。

そのため老後の資金をできるだけ多く残しておきたい場合は、田舎で支出を抑えながらのんびりと暮らすのも選択肢の1つでしょう。

ただし、地域によっては車が必要だったり物価が高かったりするので、それぞれの地域の特徴をしっかりと調べることが大切です。

シニアが地方移住するときの注意点

シニアの地方移住には上記のようなメリットがありますが、移住先の環境や土地柄について事前にしっかりとリサーチすることをお忘れなく。

例えば田舎といっても「都内から電車で約2~3時間」や「電車が通っていない山奥の集落」など地域によって大きな差があるため、自分にとって暮らしやすい土地を選ぶことがポイントです。

移住失敗のリスクを下げるためには、地方自治体の支援サポートを活用したり、週末だけ滞在してみたりなど、急に移住するのではなく少しずつ拠点を移していくのが良いでしょう。

 

【執筆者】佐藤 ひより

日系企業のメーカーで海外営業職として働く傍ら、フリーランスのライターとして活動を開始し2018年に独立。現在は、キャリア・ライフスタイル・英語学習などのジャンルを中心に執筆している。


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