「50代からのちょっとワガママ…
『定年後ヒーロー』の著者が語る、これから鍛えたいのは「伝達力」〜 50代からのちょっとワガママな生き方 〜Vol.32 〜
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。
こんにちは。ひろ子ママです。
今回は「定年後ヒーロー」(みらいパブリッシング)の著者、萩原孝一さん取材の第二弾です。
第一弾:『定年後ヒーロー』の著者が語る、定年後にペットを飼うということ
定年を卒業ではなく、「脱皮=生まれ変わる時」と考えると何にでもなれる気もします。定年に向けて今から鍛えて欲しい「伝達力」について聞いてみました。
定年後は「ただの人」になる
現役時代に役職が上がっていき、役員になったとしても、それは組織の中でのことです。退職して組織を離れると、そこからは「ただの人」。この「ただの人」になることに不安を感じる方も多いと思います。「ただの人」になることを強みと感じるか、弱みと感じるかで定年後の人生が大きく変わってくると萩原さんは言います。
自分の人生の主役は自分自身で、残りの人生をどんな人生にしていくかを自分で決めることができる、「ただの人になること」は自分の思っていること、意見を伝える、表現することができるチャンスです。これをチャンスにすることができるかどうかがポイントになりそうです。
「ただの人」になる前に鍛えたい「伝達力」
現役時代は組織に属しているため、自分が思っていることがすべて受け入れられるわけではなく、むしろ我慢して、言いたいことが言えない、そんな環境だったのではないでしょうか。慣れとは、こわいものです。長年慣れてしまうと、定年後にせっかく組織から離れた時に、自分が思っていることを伝えるという能力の使い方を忘れてしまっているのです。
そこでこの「伝達力」を鍛えることが必要です。伝達力を鍛えることで愛され力にも繋がっていきます。萩原さんはペットのルルちゃん(犬)から学ぶことが多いと言います。動物は好きなことに対して喜びます、体を使って全力で表現するのです。だから愛されるんですね。
恥ずかしがらず伝えることって、特に男性は苦手ですよね。「威厳がある」そんな上司を目指していた人は笑顔が苦手ではないでしょうか。そのままだと定年後はただの「気難しそうなおじいさん」という印象を与えてしまうかもしれません。まずは「ニコ」っと笑ってみましょう。
次のステップは「ありがとう」と一言伝えることです。身の回りの人に対しては意外とこの一言が言えていません。心で思っているだけは伝わりません。「伝えた」ことが大事ではなく、「伝わる」ことが大事です。そのためにはまず照れを減らすことから始めてみてくださいね。
萩原孝一さんの著書はコチラ(スピリチュアル系元国連職員&在日宇宙人)
ひろこママ(ホワイトver)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろこ」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。
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