2020
09/04

若手に持たれたくないイメージ第1位は「話しかけづらい」!これからのコミュニケーションのあり方とは?〜 50代からのちょっとワガママな生き方 Vol.21 〜


50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。

こんにちは。ひろ子ママです。

先日、シニアが若手に持たれたくないイメージ第1位は「話しかけづらい」という記事を見つけました。(ソノヴァ・ジャパン株式会社が50〜70代の働く男女400人に行った「働くシニアと聞こえに関するアンケート調査」より)

働く人の10人に1人がシニアと、様々な年齢の人が一緒に働く時代になり、コミュニケーションにも変化が起こっています。こらからのコミュニケーションのあり方についてお伝えします。

シニアが若手に対して気を使っている!?

若手に持たれたくないイメージ第1位が「話しかけづらい」となっていることからも、シニアが若手に対して気を使っていることが読み解けます。これまでは60歳で定年、若手に気を使わなくても何とかギリギリ威厳を保ったまま、退職日を迎えることができていました。それが1年、2年と会社にいる期間が長くなっていくことによって、これまでの若手側が気を使うというコミュニケーションから変わってきているようです。

聴力の変化、体の変化を受け入れる時

シニアが若手に気を使う理由として、自身の体の変化があげられます。体の変化、シニア化のひとつに耳の不調、軽度の難聴があります。相手が話している文字通りの言葉は理解できますが、聞き取りが難しくなっているため、横文字や若手の言葉をその場で理解することが難しくなってしまうのです。そのため、話を聞くことに集中しているものの、理解度は薄いため仏頂面になってしまったり、言葉のニュアンスまで理解ができなく齟齬が生まれてしまったりします。

シニア側も聞こえないことでイライラが増し、表情にも出てしまい、それが「話しかけづらさ」に繋がってしまうのです。

まずは、自分の体の衰えを受け入れること、今回の記事の中にも違和感を感じたら病院に行ってみることがおすすめされています。

経営者は退任する理由のひとつに、「身体の衰え」がありますが、そこまでには大きな葛藤があったと思います。(想像です)

働くシニアが増えていく中で、若手に今の自身の状態を開示して、そこから若手も会話の大きさ、スピードに気を使う流れになっていくのが理想ですが、そういった流れになるのはまだ先のようになりそうですね。

年下に自分の弱さを相手に見せることは勇気がいりますが、これから長く働くためには必要になっていくことだと思います。コミュニケーションにおいても、自ら先に自己開示をした方がうまくいくのかもしれません。

他人の話が聞けなくなっていませんか?自問してみましょう

耳の不調以外の原因もあります。他人の話を聞けなくなっていないか?とまずは自問してみてください。あなたの今の対応はかつて、自分が嫌だなと思っていた上司の対応に似ていませんか?

やはり一定数は他人の話には耳をかさない「話を聞かないタイプ」、途中で自分の話をしてしまう「最後まで話を聞けないタイプ」がいます。当てはまった方はまずは相手の話を最後まで聞くということを意識してみましょう。

「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。

ひろこママ(ホワイトver)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろこ」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。

【こちらもよろしければどうぞ】ひろ子ママ(ブラックver)
https://www.j-cast.com/kaisha/carrier/hirokomama/


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