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2019
07/23

50代からが断然面白い!人生100歳時代と聞くと、正直気が重くなる人への処方箋【Vol.3】 チャレンジを阻む3つの壁①


50代からが断然面白い!人生100歳時代と聞くと、正直気が重くなる人への処方箋シリーズ3回目。
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人生100歳時代と聞いて、心躍る人はなかなかに少ないのでは。
ということで、ここはそんなあなたのために、進行形のシニアライフ(この言葉もちょっとそそらないが)から見えてきた、あんなことこんなことを、ご紹介していきたい。

ソファーから顔を半分出している猫

 

今回のお題は、「プレシニア、シニアのチャレンジを阻む三つ(あるいはそれ以上)の壁」

そう、壁!自分の将来を考えることは、実は年齢を重ねるほどに越えなければいけないハードル、悩みが増えてくるもの。何か(自分にとって)新しいことをしようかなと考え始めると、これまで数々の経験をしてきたからこそ、途端に不安がよぎる。「あんなことになったらどうしよう…」のイメージが具体的だから、なかなか一歩が踏み出せなくなってしまう。

代表的な「不安」(とまどい)をあげるとすると、この三つだろうか。

① お金
“おいおい、そんなチャレンジをして、食べていけるのか?”

② 家族
“賛成してくれそうもないなぁ”、“親(orまだまだ手のかかる子ども)が気になる”等々

③ やりたいこと探し
“そもそもやりたいことなんてないし…”

 

3つのハードルを前に困ってるピクトグラム

予測ではなく期待に基づいて自分の将来を考え始めた私も(第2回にこの辺りを書いているので気になる方はこちらから)、この壁(ハードル)に、つまずいた。

第一ハードルは「お金」

「年金だけでは2000万円足りない!」と話題になるだけで、おろおろするのもよく分かる。毎月必ずお金が銀行口座に振り込まれる生活を云十年もやっていると、お金の無い暮らしは想像もできないし、給与所得以外のお金の稼ぎ方が、ほとんど浮かんでこない。

「老後に備えた投資」や「節約術」の指南本などは山ほどあるが、読んでいても今一つ実感がわいてこないし、何よりそそらない。結局落ち着くところは、「雇用延長で今の会社に雇ってもらおうかなぁ…」ということになる。「起業なんかもいいかも!」と期待していた私も、お金のことを考え始めると、途端にしぼみ始めた。

そんな悩みで悶々としていた時に、会社の先輩(エンジニア)が、雑談の中で理路整然と説明してくれたことが、ハードル越えのきっかけとなった。

「面積で考えると、ここからの振れ幅って、実はたいしたことないよね」と図解してくれたのが下記の内容である。(単純化して表現)

 

年代別収入の棒グラフ

 

つまりこういうアドバイスだった。

「50代になっているという事は、既に生涯賃金で一番面積の“稼げる”時期は終わっていて、このまま会社にいようが、外に出ようが、低めにぶれたところで大きな差はでてこない。むしろ起業を考えているのだったら、上振れ可能性を追求する楽しみとして、チャレンジしてもよいのでは」

平たく言えば、「残りの人生」で稼ぐ「お金」の額は、何をしたところで生涯収入的には大勢に影響ないのだから、それなら好きなことした方が良いよねということ。お金をもらっていた過去の自分と比較するので、徒に不安が大きくなるだけで、元々これからはそんなに稼げないのだから、お金を理由にやりたいことやめる必要はないという逆転の発想である!

こんな単純な図解(説明)で説得される方がどれだけいるかは分からないが、少なくとも私には効き目があった。「お金」のハードルは意外にも、気持ちの持ちようでどうとでもなるのだと思えた瞬間だった。また、自分だけで悶々としている時に、気安い他人との「雑談」から突破口が開けることがあるということも、この時に実感した。

大事なのは、あくまでも「雑談」であること。ここを間違って「相談」とすると、こちらは悶々としたまま“解決策”を提示され、何となく流されてしまうことが往々にしてある。「老後マネー相談」は、「お金のハードル」を自分が超えてから行く方が良いのである。勿論、例外的に「雑談」してくれる「マネーコンサルタント」の方も居るとは思うが…。

次回は、第二のハードル「家族」を飛び越えてみようかと。(笑)

 

臼井清氏

臼井 清
合同会社志事創業社(しごとそうぎょうしゃ)代表

1984年より情報機器メーカーで、マーケティングを中心に国内外で経験を積む。2014年、ビジネス創出やキャリア開発に向けた“学び”をプロデュースする「志事創業社」を設立。「幾つになっても進行形!」(Age100.ing)をキーワードに、様々な「チャレンジ」を応援中。最近では“アートシンキング”のプログラム開発等、活躍の巾を広げている。

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