インテージリサーチが実施した「…
企業における副業解禁!のメリット5
2016年9月から安倍首相が中心となって働き方改革が推進され、「副業解禁」が進みつつあります。労働人口の増加や労働生産性の向上を目指した「副業解禁」により、柔軟な働き方に注目が集まるようになりました。
政府が副業解禁促進を提示したことで、今後さらに副業の解禁を検討または実施する企業が増加すると考えられます。2018年にはロート製薬をはじめ、日産自動車、花王、ソニーなど大企業が副業を解禁しています。
副業解禁は企業にとってどのようなメリットがあるのでしょうか。「優秀な人材の確保」「新たなイノベーションの創出」「従業員自身の成長」「企業のイメージアップ」「労働力不足の解消」という5つのメリットについて具体的にご説明していきます。
メリット1 優秀な人材の確保:
多様な働き方を認めることは、優秀な人材の流出を防ぎます。副業として他の業務に携わるチャンスがあれば、社外でのチャレンジをしたい社員の離職率を下げることにもつながります。
メリット2 新たなイノベーションの創出:
複業・副業を通じ、社員が技能や人脈を培うことで会社の多様性が深まります。従業員がそれぞれ異なる複業を行うことで、多種多様な経験や知識を基に新たなイノベーションの創出に繋がることが期待できます。
メリット3 従業員自身の成長:
従業員は副業を通して新たな技術やノウハウを身に付けることができます。また、複数の仕事を行うことで、時間管理能力の向上が見込まれ、従業員の生産性の向上にも繋がります。
メリット4 企業のイメージアップ:
最近では求職者にとって「副業OKな会社」が、就職の際の重要な選択要件となっているため、副業解禁は企業のアピールポイントにもなります。より優秀な人材を獲得するために「副業OK」としている企業もあります。
メリット5 労働力不足の解消:
副業を解禁するだけでなく副業ワーカーを受け入れることで、今まで自社で取り組めなかった分野において高度なスキルを持つ労働力を効率良く得ることができます。株式会社サイバーエイジェントの子会社である株式会社サイバー・バズでは、自社にないノウハウの構築を目的とした副業希望者の採用を開始しています。