2021
03/05

改正高年齢者雇用安定法の施行、雇用延長でモチベーションを保って働くためには?〜 50代からのちょっとワガママな生き方 〜Vol.45 〜


「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。

2021年4月から「改正高年齢者雇用安定法」が施行されます。これは、「少子高齢化が進み、人口減少が加速していく社会の中で、働く意欲がある高齢者が活躍できる場を整備していきましょう」という法律です。65歳から70歳までに就業確保の引き上げを企業に努力義務として求められています。

みなさんは70歳まで働く期間が延びることについてどう思いますか?

・働く期間が延びると生活費の補填になって嬉しい
・働く期間が延びるのは辛い、なるべく早く仕事を辞めたい

このようにいろんな考えがあるでしょう。人生100年時代とは、生きていく期間が延びていくことです。そして働く期間も延びていきます。その時間を楽しく、充実した時間にするためのコツをお伝えします。

今回は実際に雇用延長して働いているBさんにインタビューしてみました。一般的に雇用延長した場合「働くモチベーションを保つのが難しい」と言われていますが、Bさんはモチベーション下がることなく充実して働いていらっしゃいます。

同じ会社で働き続ける中でモチベーションを保つコツ

「同じことの繰り返し」そんな毎日でしたら、ルーティンの仕事が大好きという方でない限りモチベーションを保つことは難しいでしょう。私も飽きやすいので、毎日同じことの繰り返しだったら辛いですね。

Bさんは現在、新卒から入った会社で雇用延長しながら30年以上働いていらっしゃいます。今もモチベーションを保ちながら働き続けているのは、愛社精神が人よりも強いからではなく、自ら新しい場所、環境に挑戦したからでした。

Bさんは社内の同年代の方に比べると、新規事業や新規部署に関わっていることが多いのですが、これは社内公募に応募したことがきっかけだったそうです。学生時代に英語を学び、英語を生かせる仕事に就きたいと思っていた就職活動から、約20年後にBさんの想いは叶いました。(30代後半に必死に英会話の塾に通われたそうです)

そして、雇用延長した現在も、新しくできた部署のアドバイザー的な立場として充実した日々を過ごされています。

この様にBさんが同じ会社内であってもモチベーションを保つことができているのは、自ら動いて新しいことに挑戦し、環境を変えていったことがきっかけです。その活躍は今の仕事にもつながっています。

60歳以降の働き方の選択肢が広がった今、仕方なく雇用延長するのではなく、自ら「こうしたい」と働き方を選ぶことが大切なことだと思います。70歳まで働く理由が「生きるため」だけになってしまうと辛いですよね。Bさんの様にチャンスを掴むためには「自分の中でのやりがいを見つけるため」の準備をしておきましょう。

「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。

ひろこママ(ホワイトver)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろこ」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。

【こちらもよろしければどうぞ】ひろ子ママ(ブラックver)
https://www.j-cast.com/kaisha/carrier/hirokomama/

 


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