2021
02/19

オンラインで欲しいのは、知識よりも「話の分かりやすさ」〜 50代からのちょっとワガママな生き方 〜Vol.43 〜


「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろ子」。50代のお客様に寄り添ったアドバイスを提案申し上げます。どうぞお耳をお貸しくださいませ。 

「自分が思っていることが相手に伝わらない」「なぜ、わかってくれないんだろう」
どんな時代でも、会話の中でおこる相手との認識の差についての悩みは尽きないもの。さらにコロナ禍でオンライン化が進み、音だけ、チャットだけのコミュニケーションも増えたことで、ますますこの問題が加速しています。相手に分かりやすく伝えるために必要なことは、知識よりも「話の分かりやすさ」です。話を分かりやすくするポイントを紹介します。

相手に想像させること

世の中には知識が豊富で頭の良い人はたくさんいます。ただ、「話の分かりやすさ」となると差があります。オンラインでのコミュニケーションの中でも、話が分かりやすい人の特徴は、難しい知識を噛み砕いて、相手に伝えていることです。さらに相手に伝えるのではなく「相手に伝わる」ことを意識しています。

ぜひ「この人の話分かりやすいな」と思った場面を想像してみてください。知らない話だったとしても、頭の中で想像ができ、理解できましたよね。どんな言葉を使うと、相手に伝わりやすいか考えてみましょう。

文章力の向上も目指そう

直接会話することに比べて、チャットでのコミュニケーションはお互いの情報量が少なくなります。まずは「会話とは違うものだ」と意識することです。

会話では「あの話が」「先日お伝えした〜が」と言われても、その場で「何?」と聞くことができるため、何となく会話が成立してしまうこともあります。しかし、チャットの場合は「あの件ですが」と書いても相手が理解できなければ「何の話?」とそこで一度止まってしまいます。

どんな背景なのか相手には伝わらないため、文章に「誰が」「いつ」「何を」という基本的な情報を入れることをお勧めします。そして、相手に送る前に自分が書いた文章を2〜3度読み直して、相手に伝わるかどうかを確認してみましょう。また、そのチャットを読んだ相手にどう行動して欲しいかもしっかりと伝えることも大事です。

オンラインでのやり取りは、これまで意識していなかったことに意識を向けるいいチャンスです。私もチャットでのコミュニケーションの中で、伝え方について日々格闘中です!この「話の分かりやすさ」を意識することは、話題のClubhouseにも活用できそうですね。

「明日もきっといい日になりますよ」ひろ子ママでした。

ひろこママ(ホワイトver)
「50代からのちょっとワガママな生き方」を準備する、仮想スナック「ひろこ」のオーナー
鳥取県生まれ、東京都在住。多拠点生活に向けて活動中。
ブログ:https://snackhiroko.hatenablog.com/
不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。

【こちらもよろしければどうぞ】ひろ子ママ(ブラックver)
https://www.j-cast.com/kaisha/carrier/hirokomama/


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